南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
中野 清
アッセマ庸代
楠本 和彦
中村 和彦
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 心理人間学研究の基礎(書く技術)
授業概要  基礎演習Iで学んだ文献講読とそれをレポートする知識・技法をさらに発展させ、大学でのレポート・論文を作成するために必要な論述的文章の書き方の基礎を学ぶ。与えられた課題文を基にした要約とコメントの書き方、推敲の基本、自由題での問題作成から参考文献を批判的に活用した文章作成の過程などを実践的に学習する。
学修目標 ・論述的文章とはどのようなものかを知っている
・論述的文章を自分の文章として書くことができる
・文献を批判的に読むことができ、それを引用のルールにしたがい自分のレポートに活用することができる
・テキストや特定のテーマに即して、自分の視点から自分の言葉で文章を作成することができる
・明快な文章の構成とはどのようなものであるかを理解し、自分と他者の文章を推敲することができる
授業計画  すべてのクラスで同一教材(配布資料)に基づいて授業を進めていく。
1.授業案内。論述文とはなにか(1)テーマ・問題・主張
2.論述文とはなにか(2)論証の必要。接続表現の技法
3.テキストの要約とコメント(1)要約と引用法
4.テキストの要約とコメント(2)パラグラフ・ライティング
5.テキストの要約とコメント(3)作文を推敲する
6.自分の視点を立て、論じる(1)問題づくりの技法
7.自分の視点を立て、論じる(2)アウトライン
8.自分の視点を立て、論じる(3)作文を推敲する
9.複数のテキストを用いて、論じる(1)発想の技法1
10.複数のテキストを用いて、論じる(2)発想の技法2
11.複数のテキストを用いて、論じる(3)作文を推敲する
12.自由テーマ作文(1)
13.自由テーマ作文(2)
14.自由テーマ作文(3)
15.ふりかえりとまとめ
授業時間外の学習(準備学習など)  授業時間内に提示された課題に関連する様々な事柄や問いについて、積極的に調べたり考察を深めたりすること。なお、毎回以下のいずれかの予習・復習課題が提示される。
・配布テキストの授業に関連する部分や指定された部分を熟読する。
・課題作文のために必要な資料収集と、課題作文の推敲を行なう。
・授業時間内に宿題として指示された予習・復習課題。
評価方法 授業参加度20%、毎回の提出物50%、最終レポート30%により評価する。
テキスト 戸田山和久『論文の教室』NHKブックス 2002年
その他