23011 心理人間学基礎演習III1〜4
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必 |
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春学期 |
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津村 俊充 石田 裕久 浦上 昌則 藤田知加子 |
他の科目との関連 | 心理学実験II,心理測定法,心理調査法,心理教育統計法I・IIを学ぶための基礎科目 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 人間科学を学ぶ上で必要となるデータの扱い方、統計的な考え方の基礎について理解することを目的とする。この講義では、具体的な資料や簡単なデータを実際に処理しながら統計の基礎を身につける。 |
学修目標 | ・統計的な考え方を理解する。 ・新聞等に掲載されるアンケート結果を的確に読み取るための知識を身につける。 ・簡単なデータを表計算ソフト(エクセル)を用いて処理できるようになる。 ・本格的な統計の学習に必要となる基礎知識を習得する。 |
授業計画 | すべてのクラスで同一教材(配布資料)に基づいて授業を進めていく。 1.統計学の必要性 2.エクセルの基本操作 3.データの図表による整理 4.エクセルによるレポート作成 5.社会調査法 6.データ解析の基礎 7.代表値 8.散布度 9.正規分布 10.標準化 11.推測統計の基礎(標準誤差) 12.推測統計の基礎(区間推定) 13.仮説検定の基礎 14.相関関係 15.まとめと質疑応答 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.統計の理論的理解のためにテキストを用いる。毎回、次回の学習範囲をテキストで指定するので、その箇所を予習してくることが必要である。 2.エクセル実習に関連して、5回程度レポートの提出を求めるが、これらのレポート課題は、すべて授業時間外に各自で取組むことになる。 3.定期テストは、第1回から第14回までの講義で学んだすべての範囲を網羅する知識認識テスト(客観テスト)を実施する。毎回の授業内容を確実に理解していかないと、途中からついて来れなくなるので、復習が不可欠である。 |
評価方法 | 実習課題およびレポート(3割)、授業参加度(2割)、定期試験(5割)をもとに評価する。合計評価点が6割に満たない場合や欠席過多の場合は単位を付与しない。 |
テキスト | ロウントリー(加納訳)「新・涙なしの統計学」新世社 |
その他 | この授業用にUSBメモリなどの記録媒体を準備すること。 |