南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
松永 隆
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要  外国語教育の現状と問題点を分析し、解決策を模索するために必要な、基礎的な知識の習得を目的とする。受講者がこれまで受けてきた外国語教育を振り返る機会を設定し、小グループでのディスカッションを行なう。また、実際の授業風景をビデオで見ながら、特定の教育的アプローチの背後にある言語理論、教育・学習理論、具体的な指導手順と教材を考察する。自己教育能力を育てる学習者中心の語学教育のあり方についても言及する。
学修目標  受講者が各自の外国語学習スタイルを分析することにより、学習者中心の外国語教育とは何かを知り、外国語教育・学習に関する専門科目を受講するための基礎を養う。
授業計画  最初の2、3回は日本語で授業を行うが、その後は基本的にすべて英語で行っていく予定である(必要があれば日本語も使用する)。次の項目を取り上げていく:
1−3.Basic principles in foreign language teaching
4−6.Classroom teaching and video viewing
7.  Analyzing your learning styles
8.  Motivating yourself and setting goals
9.  Learning to take risks
10.  Mid-term test
11.  The influence of your native language
12.  Learning a second culture
13.  Using individual learning strategies
14.  Using group strategies
15.  general overview
授業時間外の学習(準備学習など) 事前に掲示されたテキストの該当部分を予習しておくこと。
評価方法 3回の小レポート(20%)、中間テスト(50%)、学期末レポート(30%)を総合的に評価する。なお、欠席時数が授業科目の授業予定総時数の3分の1を超えた場合、当該授業科目の成績を「欠席過多(S)」による不合格とする。
テキスト Brown, H.D. (2002). Strategies for success: A practical guide to learning English. Longman.
授業に関連する文献リストについては次のURLを参照:
http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/~matunaga/nuts/archives/archives.html
その他 Brown, H.D. (2007). Teaching by principles: An interactive approach to language
   pedagogy. (3rd ed.). Prentice-Hall Regents.
Chastain, K. (1988). Developing second-language skills: Theory and practice. (3rd ed.).
   San Diego: HBJ.
Cook, V. (2001). Second language learning and language teaching. (3rd ed.). London: Arnold.
Hatch, E.. (1992). Discourse and language education. Cambridge: Cambridge University Press.