南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
柏村 彰夫
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要 実際の新聞・雑誌記事を読む場合、インドネシア語の基本的運用能力だけでは理解が難しい。これは、語学運用能力の問題以外に、インドネシア共和国の様々な制度に関わる用語やメカニズムに関する知識の不足に起因することが多い。この授業では、このような知識を習得し、さらに実際の記事を講読することにより、時事的文章の読解能力の獲得を目指す。具体的には、以下の授業計画にあるような各項目に関連する制度的側面の概説を行なう。その後、各項目に関係する記事等を講読し、使用されている用語や概念、メカニズムについて学習する。
学修目標 インドネシア語で書かれた新聞、雑誌を読むための基本知識の習得を主な目標とする。
授業計画 以下のような各項目ごとに概説を行い、概説の後、各項目に関連する実際の記事などを読んでいく。
1週目 主要メディア、参考文献紹介
2−3 国家制度の概略
4−5 行政制度
6−7 立法制度と選挙制度
8−9 司法制度
10−11 教育制度
12−13 経済制度
14   安全保障・治安制度
15   総括と発展的学習のための文献紹介
授業時間外の学習(準備学習など) 国家制度、社会制度は各国で平準化・標準化しつつある。インドネシア共和国特有の制度もあるが、日本と共通するものが多い。従って、理解の前提として日本の制度に関する知識を増やすことが望まれる。
評価方法 受講者には、各学期毎に最低一回、授業時間内にレポート(または訳出した記事)の口頭発表が課される。授業参加度50%、レポート50%で評価する。
テキスト 適宜プリントを配布する。
その他