南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
1
担当者
吉見 太洋
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 マクロ経済の理論と現実を学ぶ。
授業概要  一年生には経済学の初学者も多いため、まずは基礎的な知識のインプットが必要と考える。したがって春学期は指定のテキストの輪読を通じて、基礎的なマクロ経済理論を勉強してもらう。春学期終了後、理解度を見る目的からレポート提出を課す。
 秋学期は修了論文の執筆に取り組んでもらう。修了論文の課題は受講生と相談して決定するが、例えば「サブプライム危機直後の日本の財政・金融政策対応は?」、「2000年代における日本のフィリップスカーブの形状は?」など、現実のマクロ経済問題について調査の上、論文としてまとめてもらう。
 春学期、秋学期ともにパワーポイントを使った報告を義務付ける。また、春学期、秋学期ともに少人数のグループ単位で取り組んでもらう予定だが、これについては受講生と相談の上で決定する。
学修目標 ・マクロ経済学の基礎理論を身につける。
・身につけたマクロ経済理論を使って、現実経済を理解する素養を養う。
・パワーポイントを使ったプレゼンテーションに慣れる。
・論文執筆の手順を実践的に学ぶ。
授業計画 (春学期)
1.ガイダンス
2.春学期報告スケジュールの決定、パワーポイントの説明
3—15.テキストの輪読
(秋学期)
1.修了論文課題の決定と秋学期報告スケジュールの決定
2—14.修了論文の進捗状況報告
15.修了論文最終報告および、完成原稿の提出
授業時間外の学習(準備学習など) 春学期の輪読では毎回の予習復習を、秋学期の修了論文執筆では計画的な調査の実施を心がけて欲しい。
評価方法 演習参加度30%(欠席一回につき5%減点)、前期レポート30%、修了論文40%。ただし、前後期いずれかで欠席が四回以上の者にはS、前期レポートと修了論文のいずれかを未提出の者にはXの評価を与える。
テキスト 福田慎一・照山博司著『マクロ経済学・入門(第3版)』、有斐閣アルマ
その他