南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
広瀬 徹
他の科目との関連 消費者行動論
他学科履修
副題 広告コミュニケーション(AC)と広告ビジネス
授業概要 日頃から新聞・雑誌・テレビ・ラジオ、あるいは店頭で見聞きする広告がどのようなプロセスでできあがるのか、その形成過程をまず説明し、広告の役割・働きについて概説します。また広告産業の成り立ちとその周辺にあるメディア産業との関連、広告というビジネスの実態についても、実際的な事例を紹介しながら解説していきます。
メディアがインターネット/デジタル技術の進展とともに、将来どのような方向で変容していくのか、その中で広告はどのように変化していくのか、などについていくつかの仮説を提示し、今後社会人となる皆さんにとって参考となるような授業を目指します。
学修目標 コミュニケーション産業・市場に関する基礎知識を習得し、広告市場・広告ビジネスのダイナミックスと広告の機能について理解する想像力を養います。併せて広告を含む幅広いマーケティング・コミュニケーションを、実際的に応用するための思考枠組みを身につけることも目標とします。
授業計画 1.広告概論
2.広告の歴史
3.コミュニケーション産業と広告産業・広告市場
4.広告ができあがるプロセス
5.広告ビジネスの特性・機能
6.統合マーケティング・コミュニケーション
7.広告メディアの構造
8.マス・メディア(1)新聞・雑誌
9.マス・メディア(2)テレビ・ラジオ
10.インターネット・メディア/ソーシャル・メディア
11.クロス・メディア戦略
12.広告表現の紹介・解説
13.セールス・プロモーション戦略
14.広告に関する法体系
15.広告の将来像
以上を基本構成としますが、できるだけ実際事例を紹介しながら授業を組み立てます。
授業時間外の学習(準備学習など) 1.企業の広告活動(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ・web などによる広告)について、日頃から関心をもって観察しておくこと
2.毎回の授業に配布する資料について、実際に実施されているメディアを通した広告活動を参照しながら、復習しておくこと
評価方法 期末定期試験(レポート70%)、毎回提出するリアクション・ペーパー(30%)
テキスト 毎回講義資料を作成し、配布します。(試験は講義資料をもとに行います。)参考資料は、適宜授業の中で紹介していきます。
その他