南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
奥田 博子
講義題目 言語、文化、そしてコミュニケーション
開講キャンパス
授業概要 人間が社会生活を営む上で言語を主要な道具と考えると、言語と文化はコミュニケーションを図る上で切り離せない関係にあるといえる。コミュニケーション教育の観点から、まずは、言語と文化、そして社会の関係性を検討する。次に、社会化(socialization)や文化適応(cultural adaptation)におけるコミュニケーションを捉えなおす。コミュニケーション研究の視点から、外国語教育のなかで起こりうるコミュニケーション・ギャップについて批判的な考察を加える。
学修目標 1.外国語教育とコミュニケーション教育の接点を検討する。
2.多文化共生社会におけるコミュニケーション力を問いなおす。
3.国際理解とコミュニケーションとの関係を捉えなおす。
授業計画 言語と社会/文化の相対的な関係をコミュニケーション教育の実践面に結びつけて学習する。授業で取り上げる大まかな項目は次の通りである。
1〜2.言語と文化の関係
3〜4.記号としての意味
5〜6.行為としての意味
7〜8.話しことばと口承文化
9〜10.書きことばと印刷文化
11〜12.言語と文化的アイデンティティー
13〜14.最新事情
15.個人プロジェクトのプレゼンテーション及び討論
授業時間外の学習(準備学習など) 授業の準備として、前回の復習ないし配布されたプリントに目を通しておくこと。
評価方法 授業参加度(20%)、討論への参加(40%)、レポート(40%)で評価を行なう。
テキスト 適宜指定/配布する。
その他