93003 国際関係論
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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藤本 博 |
講義題目 | 「戦争の世紀」の克服---「非暴力・共生」の国際社会は可能か |
開講キャンパス | |
授業概要 | 2011年7月に刊行された佐々木雄太著『国際政治史--世界戦争の時代から21世紀へ』(名古屋大学出版会)を主として検討素材にしながら、「戦争と暴力の世紀」と言われた20世紀の国際社会の歴史的変遷をたどり、21世紀における国際社会の課題と展望について考える。 |
学修目標 | 1. 「戦争の世紀」の時代と言われる20世紀の国際政治史の構造とその特質について、第二次世界大戦終結とその後の「冷戦」の諸相ならびにその教訓を通して検討する。 2. 冷戦後の世界に関して、湾岸戦争やユーゴスラビアなどの地域紛争、「テロとの戦争」の性格とその遺産について考える。 3. 上記1,2の考察を通して、21世紀において「戦争の世紀」を克服し、「非暴力・共生」の国際社会の創造はいかに可能かについて議論する。 |
授業計画 | 1 イントロダクション---本講義の内容と課題 2. 20世紀はどのような時代であったか(テキスト、序章) 3. 第二次世界大戦の終結と戦後秩序の形成(テキスト、第5章) 4. ジェノサイド・戦後責任・和解(1)(関連文献の検討) 5. ジェノサイド・戦後責任・和解(2)(関連文献の検討) 6. 冷戦の起源とヨーロッパの分裂、冷戦と超大国の支配(テキスト、第6章、第7章) 7. 戦争とアメリカ二ズムの諸相(1)(関連文献の検討) 8. 戦争とアメリカ二ズムの諸相(2)(関連文献の検討) 9. 冷戦の諸相---「核軍拡競争」の時代(テキスト、第8章) 10. 冷戦後の世界と地域紛争(テキスト、第9章) 11. 中東紛争と湾岸戦争(テキスト、第10章) 12. テロとの戦争—アフガニスタンとイラク(テキスト、第11章) 13. 21世紀における国際社会の課題(テキスト、終章) 14. 「戦争の世紀」の克服に向けて(1)(関連文献の検討) 15 「戦争の世紀」の克服に向けて(2)(関連文献の検討) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 上記授業計画に応じて、授業で検討する文献内容を事前に精読すること。 |
評価方法 | 講義での文献発表が30%、 学期末レポートが70% |
テキスト | 佐々木雄太著『国際政治史--世界戦争の時代から21世紀へ』(名古屋大学出版会、2011年7月刊)。 |
その他 | 上記テキストは、紀伊国屋書店南山大学ブックセンターにて購入し、初回の授業に必ず持参すること。 授業で検討する関連文献(英語文献を含む)は別途配布する。 出席重視。 |