11461 総合政策論III(政冶構造と社会変動)
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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3〜 |
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吉川 洋子 |
他の科目との関連 | アジア国際関係論、地域文明論(アジアB)を履修することが望ましい。 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 東南アジア諸国の民主化と選挙 |
授業概要 | ポスト冷戦期の国際社会では民主化が重視されるようになった。途上国の東南アジアでも多くは民主化の過程に入ったが、まだ準民主体制や非民主体制の国もあり、程度に差がある。最低限の要件とされる選挙のあり方を各国ごとに学ぶことにより、東南アジア政冶の現状と将来を学ぶ。 |
学修目標 | 東南アジア諸国のデモクラシーと民主化のプロセスを、これらの基本理念に照らして理解する。東南アジアの各国の政治が民主的かどうか、それを測るチェックリスト・指標はどんなものなのか、とくにそれらの要件の中で核となる選挙のあり方を中心に学ぶ。 |
授業計画 | 1回 講義のガイダンス、なぜいま民主化を学ぶのか。 3回 デモクラシーとは、民主化とは:理念と最小限の要素 3回 民主化の比較のための指標・チェックリスト、選挙の位置づけ 4回 東南アジア諸国11カ国の政冶制度一覧:大統領制、議院内閣制 5回 インドネシアの民主化移行 6回 インドネシアの選挙 7回 フィリピンの民主化移行 8回 フィリピンの選挙 9回 タイの民主化移行 10回 タイの選挙と民主化退行 11回 シンガポールの準民主体制と選挙 12回 カンボジアの民主化退行と選挙 13回 ミャンマーの軍政非民主体制と「選挙」 14回 ASEANの民主化 15回 まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 東南アジアに関する新書、新聞記事、インターネット記事を読んでおくこと。 |
評価方法 | 中間テスト30%,定期試験70% |
テキスト | 吉川洋子編『民主化過程の選挙』行路社 |
その他 |