11605 官僚機構論
|
選 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
2〜 |
|
井上 洋 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 近代官僚制の形成と展開 |
授業概要 | 官僚制組織とは、一般に、頂点に独任制の長を戴き、その下に幾層もの階層をもち、しだいに末広がりに広がっているピラミッド型の階層(ヒエラルヒー)構造をもつ組織をいう。本講義では、このような特徴をもった行政組織(行政官僚制)が歴史的にどのように形成されてきたのか、これを日本を例にとりながら明らかにしていく。さらに、セクショナリズム、天下りなどの官僚制の病理、現代におけるそれらの病理を克服するための試み(行政改革)などについても話を進めていきたい。 |
学修目標 | 近代官僚制の形成過程とその特質について理解を深める。 |
授業計画 | 1. 「官僚」と官僚制 2. ウェーバーの官僚制論 3〜6.日本の省庁組織 7〜9.戦前日本の官吏制度(日本における近代的官僚制の形成) 10〜12.戦後日本の人事システム 13.14.現代日本の行政改革 15. 小括 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 配布資料を事前によく読んでおく。 |
評価方法 | 筆記試験による90%。受講態度の積極性なども評価に加える10%。 |
テキスト | 適宜資料を配布する。 |
その他 |