11667 総合政策学外体験プログラムB(海外)3
|
選 |
|
夏期後半 |
|
2 |
|
1〜 |
|
SEIGEL Michael |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | オーストラリアのバルーガ/ブーマヌーマナ地域における農業、食糧問題、環境問題を考察するための体験学習 |
授業概要 | 本プログラムは、総合政策的視点に基づくフィールドでの実施活動を通して、実社会における現実的諸問題や様々な社会的組織の活動実態などの理解を深めると共に、広い視野及び専門的知識の涵養を目的として設定されるもので、学外での実践的体験学習(5−6日以上)と事前事後指導とから構成される。体験学習には、学部教員自らが計画推進する調査・研究活動やNGOなどの組織が主催するボランティア活動などへの参加が想定される。参加者には、4000字以上のレポート提出が義務付けられる。 |
学修目標 | オーストラリアのバルーガ/ブーマヌーマナ地域において各種農業体験の実習を行いながら、この地域の人々が、農業、環境、そして食糧に関わる諸問題に、どのような農業・環境政策をもって対応してきたのかについて学ぶと共に、日本との環境や文化における違いについての理解を深める。 |
授業計画 | オーストラリアのBarooga(バルーガ)地区とBoomanoomana(ブーマヌーマナ)地区にホームステイやファームステイをしながら農業実習を行い、現場の抱える諸問題とそれらへの対応を体験することにより、世界の農業、食糧問題、環境問題について学習することを目的とする。上記地区が抱える旱魃と塩害などの諸問題に対して、当初、ヨーロッパを範として対応策が導入されたが、結局それらの輸入対応策はこの地域の特性には根本的に合わないものであった。その後、Boomanoomana Landcare Groupが、この地域の特性に合った対策を考案・実施することによって当初からの諸問題は徐々に解決されていった。本プログラムでは、羊の毛を刈る作業やネーブルの収穫、時期が合えば、牛の出産のサポートや灌漑作業のボランティア活動など、各種農業体験実習を行うことによって、Landcare Groupが取ってきた農業対策、環境対策の実態について学習する。ホームステイやファームステイの具体的な運用、企画の実施、学生への生活上のケアなどは、受け入れ先のBoomanoomana Landcare Groupが責任を持ち、きめ細かな対応を行う予定である。 実施期間:8月上旬(8月1日−12日を予定)。 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 事前学習の際は、与えられた課題について情報を収集し、理解を深めておくこと。 |
評価方法 | 事前研修への参加度(20%)、現地での活動状況(40%)、レポート(40%)によって成績を評価する。 |
テキスト | なし |
その他 | 募集は、2年生以上を対象とするが、定員に余裕がある場合に限り、1年生の参加も認める。 参加費:約24万円。緊急事故支援システム加入料として1,500円程度を別途徴収する。 |