33131 線形代数学II[SE]
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必 |
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春学期 |
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大石 泰章 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 行列式や行列の固有値、固有ベクトルについて講義する。まず行列式の計算法について学ぶ。次にn次元数ベクトル空間に内積を導入して、ベクトルの直交分解、空間の直交分解、直交行列について学ぶ。後半では行列の固有値、固有ベクトルの求め方、行列の対角化法について解説する。 |
学修目標 | 1.行列式、内積を理解している。 2.行列式、内積に関する基本的な計算ができる。 3.固有値と固有ベクトルを理解している。 4.固有値と固有ベクトルに関する基本的な計算ができる。 |
授業計画 | 第1週 行列式の定義。順列の符号と行列式。 第2週 行列式の基本的性質。行列式の計算法。正則行列と行列式の関係。 第3週 行列の積の行列式の計算法。転置行列の行列式。 第4週 行列式の展開。余因子。行列の余因子による展開。余因子行列。Cramerの公式。 第5週 内積。Schwarzの不等式。ノルム。 第6週 Schmidtの直交化法。正規直交系 第7週 直交補空間。ベクトルの直交。正射影。 第8週 直交行列。 第9週 Hermite内積とユニタリ行列。複素ベクトル。複素ベクトルの内積。 第10週 固有値と固有ベクトル。固有方程式と固有値。固有ベクトルの計算。 第11週 固有空間。固有値の重複度と固有空間。行列の対角化への応用。 第12週 行列の三角化。三角行列の対角成分と固有値。 第13週 実対称行列とHermite行列。実対称行列の固有値。固有ベクトルの直交性。 第14週 正規行列。 第15週 総合演習。 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 線形代数学Iで学んだ「連立1次方程式の解法」と「部分空間」について復習しておくこと。 |
評価方法 | 定期試験(100%)にて成績評価を行なう。 |
テキスト | 松本和夫監修 線形代数 学術図書 |
その他 | この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(ソフトウェア工学科・システム創成工学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:C-1) |