33581 情報社会と倫理[SE]
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選 |
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春学期 |
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西牧 武彦 |
他の科目との関連 | 情報倫理、情報技術倫理 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | コンピュータネットワークの発達した情報社会では、さまざまな情報の入手、発信が容易に行なえるなどの数多くの利点がある反面、コンピュータのネットワークを利用した犯罪が起こる、ネットワーク上で著作権の侵害や社会的信頼の低下が行なわれるなど、従来予想されていなかった問題が発生する。本授業では、情報社会の諸問題について倫理的・社会的な側面から紹介し、問題発生の防止や発生した問題への対処方法について事例を通して学習する。 |
学修目標 | 1.情報ネットワークの拡大に対応した社会的ルールを知っている。 2.情報ネットワークにおけるプライバシーの重要性を理解している。 3.マルチメディアコンテンツが知的所有権によって保護されていることを理解している。 4.情報ネットワークの活用事例を説明できる。 |
授業計画 | 第1週 ガイダンス 第2週 情報化社会で起きている社会的な問題 第3週 サイバー犯罪 第4週 インターネット上の行動の匿名性 第5週 インターネットの運営に関わる組織 第6週 情報ネットワークにおけるWebサーバの役割 第7週 不正アクセス禁止法 第8週 日常的なインターネット上の行動について理解しておくべきこと 第9週 インターネット上で流通する他人の権利を侵害する情報 第10週 情報ネットワークにおけるWebサーバの活用 第11週 プロバイダ等が置かれた社会的な状況 第12週 プロバイダ責任制限法 第13週 著作権を管理する団体によるプロバイダ責任制限法の活用 第14週 社会における情報化の動き 第15週 全体のまとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業中に、予習課題あるいは復習用課題を設定する。予習課題では、次週に取上げる項目や事例についての資料を配布するので、その項目の予習や事例の下調べを行なうこと。また、復習課題を設定する場合は復習を兼ねてその課題レポートに取組むこと。 |
評価方法 | レポート10%、小演習20%、定期試験70%で評価する。 |
テキスト | 『情報化社会と情報倫理 第2版』(辰己丈夫 共立出版 2004) |
その他 | この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(ソフトウェア工学科・システム創成工学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:B-1, 2)。 |