南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3
担当者
陳 幹
藤井 勝之
他の科目との関連 基礎演習、物理学応用、回路理論、システム理論、制御理論、モデリング理論の知識が必要である。
他学科履修 不可
副題
授業概要  複数教員の担当により、制御工学、通信工学、それらの応用の分野についてロボット制御、電子回路等の実習を通して、これまでに学習したシステム創成工学に関するより深い理解を得る。
学修目標 1.目的を持つシステムを現実の世界に試作・設計できる。
2.システムのモデルなどを利用して制御アルゴリズムを構築できる。
3.制御アルゴリズム・プログラムを実在するシステムに実装できる。
4.通信システムを構成する基礎的な電気回路の性質を理解している。
5.電気回路を測定する装置の使い方を習得し、基礎的な実験ができる。
6.論理回路の構造を理解し、論理回路を組む事ができる。
授業計画 (モータ・ロボット実習:陳)
第1週 制御 CAD の導入と習得(課題説明・実験準備)
第2週 DC モータの位置/速度制御実習1(モデル作成・システム同定)
第3週 DC モータの位置/速度制御実習2(制御系設計・シュミレーション)
第4週 DC モータの位置/速度制御実習3(制御系実装)
第5週 ロボット実習1(動作確認・予備実験・ハードウェア作成)
第6週 ロボット実習2(制御系設計・シュミレーション)
第7週 ロボット実習3(制御系実装)
第8週 第7週までのまとめ、総合課題演習

(電子回路実習:藤井)
第1週 電気回路実習(装置の使い方と基礎電気回路測定)
第2週 電気回路実習(ブリッジ回路と共振回路)
第3週 線形電子回路実習(トランジスタ増幅回路)
第4週 線形電子回路実習(トランジスタ発振回路)
第5週 論理回路実習(AND、OR、NOT)
第6週 論理回路実習(マルチバイブレータ)
第7週 第6週までのまとめ、総合課題演習
授業時間外の学習(準備学習など) 1.【授業計画】を参照して、テキストの該当部分を予習をしておくこと(プレレポートの作成を含む)。
2.実習でレポートを出題するので、レポートを作成すること。
3.実習開始までに、基礎演習(報告書の作成)、物理学応用、回路理論、システム理論、制御理論、モデリング理論の復習をしておくこと。
評価方法 各教員がそれぞれレポート課題を課す。全てのレポートを提出することが、単位取得の必要条件である。ロボット実習(25%)、DCモータ実習(25%)、電子回路実習(50%)で評価する。
テキスト Webページ資料
【参考書】雨宮好文 著「現代電子回路学[I]、[II]」オーム出版局
その他 この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(ソフトウェア工学科・システム創成工学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する。(小項目:C-5, E-2)。