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科学研究費助成事業(科研費)新規採択率で全国第19位(私立大学で第9位)にランクインしました!

2025.05.27

このたび文部科学省より「令和7年度科学研究費助成事業の配分について」が公表され、「研究者が所属する研究機関別採択率上位30機関(令和7年度 新規採択)」において、本学は採択率39.7%で、全ての研究機関の中で19位、私立大学で第9位となりました。本学は申請数68件のうち27件が採択されました。

 科学研究費助成事業(科研費)は、全ての学問分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる独創的・先駆的な学術研究(研究者の自由な発想に基づく研究)を対象とする競争的研究費であり、専門分野の近い複数の研究者による審査である「ピアレビュー」という方式によって、独立行政法人日本学術振興会及び文部科学省の審査を経て、その配分が決定されています。

 本学は、「人間の尊厳のために」という教育モットーのもとに、80年近く東海圏随一の私立大学として質の高い教育を提供し、国内にとどまらず世界で活躍する卒業生を送り出し続けてきました。そうした南山大学の教育の基盤を形作ってきたのは、個々の教員=研究者たちの確かな研究力です。今回の科研費採択率の高さは、確かな研究力の一端を示すものであるといえます。

 2025年度学長方針にも言及されているように、新設された研究推進課のもと、今後とも科研費等の外部研究資金の採択率の向上や研究公正の推進などの「大学内研究環境の充実」を図ってまいります。本学は、設立以来の理念に基づき、確かな研究力の基盤の上に質の高い教育を提供する「真の意味における大学」(パッヘ初代学長の言葉)であり続けます。

研究者が所属する研究機関別 採択率 上位30機関(令和7年度 新規採択分)(文部科学省資料)

数字が語る南山の研究力

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