研究経過:以下の3点について研究を行い、その成果を論文にまとめた。 |
1)入試監督者自動割当システムの改良 |
2006年度入試監督者の割当について、ORの手法を用いて、数理モデル化を作成し、それを実際に解いた。今年度は、センター50入試が名古屋キャンパスでも行なわれたこと、監督の割当が1日単位になったこと、外国人教員に特定の日本人教員を割り当てなくてもよくなったこと、年齢順の優先順位をつけたことなど、かなり大幅な変更があったが、それもモデルに組み入れ、無事に割当を行なうことができた。 |
2)図書館雑誌の見直し問題 |
2006年度の図書館雑誌の見直し問題を瀬戸キャンパス図書館分について解いた。実施もされたが、名古屋キャンパス図書館での実施に当たっては、教員からより深い議論をすべきとの意見があり、それを取り入れた見直しをする予定である。ORの実践に当たっては、現場の意見を十分に取り入れなくてはならないことを再認識する経過だった。 |
3)交流会館部屋割り問題 |
瀬戸キャンパスの第1、2交流会館の部屋割り問題をモデル化し、実際に行なった。完全自動割当システムの作成を目標にしたが、時間的な制約もあり、現場の要望に完全には応えられなかったのが残念である。数理モデルの作成、解法は判明したので、今後、自動割当を行なえるようなシステムを作成したい。 |
研究結果 |
上記の3つの問題について、それぞれ、現場で役立てられるようなシステムを作成した。特に、入試監督の割当問題については、2006年度入試に用いており、優れた研究成果が挙げられたと考えている。研究成果は次にあげる論文にまとめ、発表した。 |
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