2005年度 パッヘ研究奨励金T-A-2(特定研究助成・特別)研究成果報告書

  
氏名 木下 登 所属 外国語学部スペイン・ラテンアメリカ学科
研究課題 ハビエル・スビリ哲学研究の現在

研究実績の概要
 2005年6月21日〜24日に第1回ハビエル・スビリ哲学国際学会がホセ・シメオン・カニャス中米大学(エルサルバドル)において開催され、筆者はヨーロッパや南北アメリカからの研究者たちとともに参加し、研究発表(「日本における解放の神学」)を行った。
 ハビエル・スビリが亡くなったのが1983年であり、第1回ハビエル・スビリ哲学国際学会はマドリードで1993年に開催された。今回の第2回国際学会は12年振りに開かれた。ハビエル・スビリは生前、寡作家で知られた哲学者であったが、その後、弟子たちの力により遺された原稿から14冊の書物が刊行された。その結果、現在ではスビリ思想のほぼ全貌が知られる段階となった。
 今回の第2回国際学会では、こうしたスビリ研究の現在ならびに彼の第一の弟子であり、ホセ・シメオン・カニャス中米大学の学長も務めたイグナシオ・エリャクリア師の思想について4日間にわたり多数の研究発表が行われた。筆者は2005年度パッヘ研究奨励金T-A-2の研究成果として、上記の第2回国際学会について詳細な報告をすることにより、ハビエル・スビリ哲学研究の現在を明らかにしようとするものである。

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@ 論文題目 「日本における解放の神学−1985,1987,1988年南山大学のキャンパスにおいて−」 @ 書名  
雑誌名 Actas del U Congreso Internacional de Filosofía Xavier Zubiri 出版社  
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発表年月 2006年9月刊行予定 発表年月  
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著者名 木下 登(共著) 著者名  
備考 現在、スペイン・グラナダで編集中 備考  
A 論文題目   A 書名  
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著者名   著者名  
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B 論文題目   B 書名  
雑誌名   出版社  
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