2005年度 パッヘ研究奨励金T-A-2(特定研究助成・特別)研究成果報告書

  
氏名 林 尚志 所属 経済学部経済学科
研究課題 アジア子会社における活動内容の高度化:課題対応能力の育成のあり方をめぐって

研究実績の概要
 上記の研究課題に関し、本年度は主として、(1)アジア子会社における現地人材の育成のあり方、(2)日本本社との分業体制面からみたアジア子会社の活動内容の高度化、の2つの側面から分析を進めてきた。
 すなわち、(1)「現地人材の育成」については、報告者が2002年に行った聞き取り調査の結果に関する分析を進め、当該分野の先駆的業績である石田(1982)が提示した概念を新たに拡充したフレームワークを用いて、これらの調査結果を体系的に整理できることが明らかとなった。
 また、(2)「分業体制面からみた高度化」については、生産モデルの同期化や現地R&D活動の本格化など、最近の日系メーカーの多様な展開をふまえ、”アジア子会社の高度化のあり方”を「多数工程モデル」として定式化することが可能であることが明らかとなった。
 現在、これらの分析結果をふまえながら原稿を作成中であり、できるだけ早く研究成果としてとりまとめたいと考えている。

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