2005年度 パッヘ研究奨励金T-A-2(特定研究助成・特別)研究成果報告書

  
氏名 吉田 元子 所属 法学部法律学科
研究課題 裁判外紛争解決に関する比較法的研究

研究実績の概要
本研究においては、裁判外紛争解決について、ドイツ法を対象として比較法的考察を行った。
まず、ドイツの裁判外紛争処理の最新動向を調査したところ、法整備と並んで、実務的手当てが活発化しており、最近、裁判所内部における調停手続(裁判所内調停)が、連邦の一部の州で実施された。
そこで、この裁判所内調停について、特に大規模なプロジェクトを実施したニーダーザクセン州の成果を分析、研究した。
その結果、ニーダーザクセン州の裁判所内調停は、裁判所内部において、特別の訓練を受けた裁判官が調停人となって実施するものであること、及び、プロジェクトは、訴訟関係者(裁判官、当事者)から高い評価を得ていることが判明した。

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@ 論文題目 「ドイツにおける裁判所内調停の試み」 @ 書名  
雑誌名 『南山法学』 出版社  
巻号 第29巻第2号 巻号  
発表年月 2006年1月 発表年月  
ページ pp.167〜192 ページ  
著者名 吉田 元子 著者名  
備考 提出済 備考  
A 論文題目   A 書名  
雑誌名   出版社  
巻号   巻号  
発表年月   発表年月  
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著者名   著者名  
備考   備考  
B 論文題目   B 書名  
雑誌名   出版社  
巻号   巻号  
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著者名   著者名  
備考   備考