T.文献調査分析 |
(1) |
政策化の検討 |
「持続可能な世界構築」を国家目標とした場合、どういう外交政策の選択肢が考えられるか、@国益と地球公共益との関係を、現実主義理論、自由主義制度論、構築論の概念枠組みに従い考察し;A地球益として「持続可能な世界構築」を日本の国家目標とした場合の「費用便益」はどうなるかを、短期、中期、長期の三段階に分けて「計算」した。 |
U.海外研究者の意見調査・交換 |
(1) |
ジョージア工科大学との交流 |
夏期休暇を利用して米国ジョージア工科大学、持続可能性研究センターの研究者を訪ね、第一段階で考察した国益と地球益の関係及び日本の国家目標とした場合の費用便益に関するモデルについて議論し関連情報を集めた。 |
(2) |
日豪ワークショップにおけるオーストラリアの研究者との交流 |
日豪国際関係ワークショップ〔9月12日〜15日〕において日本のオールタナティブ外交についての発表を行い、オーストラリアの国際関係研究者と意見を交換した。 |
V.資料分析総括 |
以上の文献および実地調査の結果を分析し、研究報告としてまとめ上げ、論文を2編〔@アカデミアおよびA海外の出版社によるワークショップの成果をまとめた本の一章として〕出版する予定である。 |