2005年度 パッヘ研究奨励金T-A-2(特定研究助成・特別)研究成果報告書

  
氏名 野呂 昌満 所属 数理情報学部情報通信学科
研究課題 TCP/IP処理ソフトウェアのフレームワークの設計と実現

研究実績の概要
研究経過
本研究の経過を以下に示す.
1. 既存のアスペクト指向計算モデル(オペレーションフック,MDSoC,ロールモデル)を統一的に説明可能なアスペクト指向ソフトウェアアーキテクチャスタイルを提案する.
2. 提案したアーキテクチャスタイルをもとに,構成要素間の関係から適切な計算モデルを選択可能にする.
3. 提案したアーキテクチャスタイルにしたがう記述方法として,アスペクト指向ADLを提案する.
研究結果
本研究の成果は以下の通りである.
 ・ 提案したアーキテクチャスタイルに基づくことで,統一的なアーキテクチャレベルの記述が可能
 ・ アプリケーションフレームワークにより,アスペクト指向ソフトウェアを一般的なオブジェクト指向プログラミング言語で実現可能
以下を今後の課題とする.
 ・ 提案したアーキテクテャスタイルに基づいて,TCP/IP処理ソフトウェアのソフトウェアアーキテクチャを構築する.
 ・ 構築したソフトウェアアーキテクチャをもとに,TCP/IP処理ソフトウェアのアプリケーションフレームワークを設計・実現する.

「雑誌」の部 「図書」の部
@ 論文題目 「アスペクト指向ADLの設計」 @ 書名  
雑誌名 『ソフトウェア技術者協会ソフトウェアシンポジム2005論文集』 出版社  
巻号   巻号  
発表年月 2005年6月 発表年月  
ページ pp.51〜60 ページ  
著者名 熊崎 敦司、後藤 修平、野呂 昌満 著者名  
備考 提出済み 備考  
A 論文題目 「アスペクト指向ソフトウェアアーキテクチャスタイルの提案」 A 書名  
雑誌名 『ソフトウェア工学の基礎XII日本ソフトウェア科学会FOSE2005論文集』 出版社  
巻号 第31号 巻号  
発表年月 2005年11月 発表年月  
ページ pp.7〜12 ページ  
著者名 熊崎 敦司、野呂 昌満 著者名  
備考 提出済み 備考  
B 論文題目   B 書名  
雑誌名   出版社  
巻号   巻号  
発表年月   発表年月  
ページ   ページ  
著者名   著者名  
備考   備考