2005年度　パッヘ研究奨励金Ⅰ-A-２（特定研究助成・特別）研究成果報告書
　　
氏名 尾﨑　俊治 所属 数理情報学部数理科学科
研究課題 最適ソフトウェア若化政策の数理モデルに関する研究

研究実績の概要
　頻繁に観測される「ソフトウェアエージング（software aging）」と呼ばれる現象を如何に理論的に説明し，さらに高い信頼性を獲得するための耐故障計算技術（フォールトトレラントコンピューティング技術）を如何に構築するかという研究を進めた．ソフトウェアシステムにおける内部状態劣化の進行をくい止める方法は，“Software Rejuvenation”（ここでは「若化」と訳す）と呼ばれる予防保全技術だけである，ここでは，「若化」モデルに関する基本的な研究を進め，機会取替モデルによる定式化を行った．また，関連する組合せ問題の定式化も行った．
(1) 　従来の研究のまとめ．
(2) 　機会取替モデルによる「若化」モデルの定式化．
(3) 　期待コストの導出．
(4) 　最適取替政策の導出（定理）．
(5) 　論文のまとめと作成．
(6) 　関連する組合せ問題の定式化．
　以上の結果は2005年８月25-26日，カナダのアルバータ州のキャンモア（Canmore）で開催されたRecent Advances in Stochastic Operations Research（2005 RASOR Canmore）の論文として発表した（国際会議のWeb Site：http://www.rel.hiroshima-u.ac.jp/rasor/および添付資料）．

「雑誌」の部 「図書」の部
① 論文題目 "Discrete-Time Opportunistic Replacement Policies and Their Application" ① 書名  
雑誌名 Proceedings of 2005 RASOR Canmore 出版社  
巻号   巻号  
発表年月   発表年月  
ページ pp.18～25 ページ  
著者名 T. Dohi, N. Kaio and S. Osaki 著者名  
備考 コピーを添付 備考  
② 論文題目 “Calculating the Probabilities of Winning the Asian Qualifiers for 2006 FIFA World Cup” ② 書名  
雑誌名 Proceedings of 2005 RASOR Canmore 出版社  
巻号   巻号  
発表年月   発表年月  
ページ pp.253～260 ページ  
著者名 M. Suzaki, S. Osaki and N. Hirotsu 著者名  
備考 コピーを添付 備考  
③ 論文題目   ③ 書名  
雑誌名   出版社  
巻号   巻号  
発表年月   発表年月  
ページ   ページ  
著者名   著者名  
備考   備考