|
|||||
2006年度 パッヘ研究奨励金T-A-2(特定研究助成・一般)研究成果報告書 | |||||
|
|||||
氏名 | Sagayaraj, Antonysamy | 所属 | 人文学部人類文化学科 | ||
研究課題 | 南インドのドラヴィダ人女性 −ケーララ出身看護婦の事例− | ||||
研究実績の概要 | |||||
研究経過 ・2006年5月 研究開始 ・2006年8月4日 インドでフィールドワーク開始 ・2006年9月17日 フィールドワーク終了 研究結果 南インドの各州政府は「女性解放政策」を競い合って推進している。 「女性解放政策」とは各村に自力救済グループを作り、それに信用貸をしている。その政策の背景には女性に経済力を与えることによって女性の権限が拡大するという考えがある。つまり、女性の男性に対する力関係、劣勢、従属ということを無視し、女性の男性依存の原因は女性の経済力が低いからであると一方的に決め付けた政策である。この考えは西洋の個人主義と女性解放運動に影響されており、ドラヴィダの伝統や文化には合わない。この主張は私がデリーで行ったフィールドワーク(対象:聖家族病院の裕福なケーララ出身看護婦25名)に基づく。つまり女性は自分の存在意義を伝統的に大事にされている「母」、「姉妹」、というアイデンティティ、又大家族に置けるアイデンティティを通して見出しているのであって、経済的自立がもたらす個人主義的「個性」から見出してはいないということが研究結果として得られた。 |
|||||
「雑誌」の部 | 「図書」の部 | ||||
@ | 論文題目 | 「南インドのドラヴィダ人女性 −ケーララ州出身看護婦の事例− 」 | @ | 書名 | |
雑誌名 | 『アカデミア』人文・社会科学編 | 出版社 | |||
巻号 | 第84号 | 論文名 | |||
発表年月 | 2007年6月 | 発表年月 | |||
ページ | pp.1〜9 | ページ | |||
著者名 | アントニサーミ・サガヤラージ | 著者名 | |||
備考 | 備考 | ||||
A | 論文題目 | A | 書名 | ||
雑誌名 | 出版社 | ||||
巻号 | 論文名 | ||||
発表年月 | 発表年月 | ||||
ページ | ページ | ||||
著者名 | 著者名 | ||||
備考 | 備考 | ||||
B | 論文題目 | B | 書名 | ||
雑誌名 | 出版社 | ||||
巻号 | 論文名 | ||||
発表年月 | 発表年月 | ||||
ページ | ページ | ||||
著者名 | 著者名 | ||||
備考 | 備考 |