2006年度 パッヘ研究奨励金T-A-2(特定研究助成・一般)研究成果報告書

氏名 吉本 佳生 所属 経済学部経済学科
研究課題 オプション取引を組み込んだ金融商品の広告についての研究
研究実績の概要
 日本の金融機関が個人客向けに販売している預金・債券のうち、オプション取引を組み込んだ商品の広告を収集し、その問題点を分析した。
 収集した商品すべてで、客側がオプションの売り手となる仕組みが組み込まれており、広告ではその危険性を十分に説明していないことが判明した。
 現実の広告を元に、問題点を整理するための架空広告を作成し、問題点を分析した論文を執筆した。
 研究中に、何度か当該商品の問題が新聞(日本経済新聞・朝日新聞・中日新聞)に掲載されたが、それぞれでコメントを載せてもらうことにより、問題点を指摘して消費者に注意を促すことができた。またその過程で、実際に複数の金融機関が広告やホームページの表記を改善しており、これも研究成果の一部だと考えている。
「雑誌」の部 「図書」の部
@ 論文題目 「日本の金融商品広告の問題点(3) デリバティブを組み込んだ預金・債券」 @ 書名
雑誌名 『南山経済研究』 出版社
巻号 第21巻第3号 論文名
発表年月 2007年3月 発表年月
ページ pp.337〜357 ページ
著者名 吉本 佳生 著者名
備考   備考  
A 論文題目 A 書名
雑誌名 出版社
巻号 論文名
発表年月 発表年月
ページ ページ
著者名 著者名
備考   備考  
B 論文題目 B 書名
雑誌名 出版社
巻号 論文名
発表年月 発表年月
ページ ページ
著者名 著者名
備考   備考