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2006年度 パッヘ研究奨励金T-A-2(特定研究助成・一般)研究成果報告書 | |||||
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氏名 | 末道 康之 | 所属 | 法務研究科法務専攻 | ||
研究課題 | フランスの再犯者処遇について | ||||
研究実績の概要 | |||||
研究実績の概要 フランスでは、性犯罪者をはじめとして、犯罪を繰り返す累犯者、再犯者の処遇をめぐって、再犯者処遇に関する2005年12月12日法(再犯者処遇法)が制定された。従来の累犯者には該当しないが再度罪を犯した再犯者について新たに定義規定を設け、再犯者についても特に、新たに携帯型の電子監視措置が導入され、また、社会内司法追跡に関して改正がなされるなどの新たな対策が導入されることになった。今回の改正では、刑務所出所後に再犯の危険性のある者が再度罪を犯さないようにいかに社会内において処遇するのかという点に重点がおかれている。 今年度の研究成果としては、再犯者処遇法の内容を中心として、特に、携帯型電子監視措置、社会内司法追跡、司法監視などの処分について、その制度のあり方と運用について詳細に検討した。わが国でも、性犯罪者をはじめとして再犯者の処遇のあり方が問題となっているが、薬物療法などのほかに、将来的な課題として、携帯型電子監視措置をはじめとする社会内処分を導入するに際して重要な資料を提供できたと考えている。 |
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「雑誌」の部 | 「図書」の部 | ||||
@ | 論文題目 | 「再犯者処遇に関するフランスの新動向-再犯者処遇に関する2005年12月12日法を中心に」 | @ | 書名 | |
雑誌名 | 『南山法学』 | 出版社 | |||
巻号 | 第30巻第2号 | 論文名 | |||
発表年月 | 2007年1月 | 発表年月 | |||
ページ | pp.93〜127 | ページ | |||
著者名 | 未道 康之 | 著者名 | |||
備考 | 備考 | ||||
A | 論文題目 | A | 書名 | ||
雑誌名 | 出版社 | ||||
巻号 | 論文名 | ||||
発表年月 | 発表年月 | ||||
ページ | ページ | ||||
著者名 | 著者名 | ||||
備考 | 備考 | ||||
B | 論文題目 | B | 書名 | ||
雑誌名 | 出版社 | ||||
巻号 | 論文名 | ||||
発表年月 | 発表年月 | ||||
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著者名 | 著者名 | ||||
備考 | 備考 |