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2006年度 パッヘ研究奨励金T-A-2(特定研究助成・一般)研究成果報告書 | |||||
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氏名 | VOLPE, Angelina | 所属 | 総合政策学部総合政策学科 | ||
研究課題 | イタリアのキリスト教徒の政治家・思想家・教育者であったジョルジョ・ラ・ピーラについての研究 | ||||
研究実績の概要 | |||||
イタリアで既に絶版になってしまった本を図書館や古本屋に探し、ジョルジョ・ラ・ピーラの友人であり協力者であったコッラド・コルギ師と講談しながら、ますますラ・ピーラの思想や活動を知るようになった。今年で死後30年を迎えるにもかかわらず、最近のイタリアの新聞や学術雑誌ではラ・ピーラの名前がよく取り上げられ、21世紀の人類が平和や民族・文化間の和解を求めるならこのようなキリスト教徒の政治家を見習うべきであると主張されている。このようなことからラ・ピーラは今日も知識人から普通の人々まで大きな影響を与えていると言える。 ラ・ピーラの思想と活動は幅広いため、日本人の読者にどういった視点から紹介するのが一番良いか悩んだが、最終的に「人間学」の視点から紹介することを選んだ。事実、現代の若者を観察すると、一番欠けているものは「自分と他人に関する考え」であると思う。しかし、自分と他人をどのように考えるかによって、人間の行動は変わる。したがって、ラ・ピーラの豊かな人間性を紹介することによって、異文化上の研究を進めることができるだけではなく、教育の過程にも役立つのではないかと考える。 研究結果: 1)2006年9月16日、日本カトリック教育学会において発表。 2)南山神学雑誌に論文を掲載。 3)春学期の「キリスト教との出会い」の授業に教材としてこの論文を使用する予定。 |
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「雑誌」の部 | 「図書」の部 | ||||
@ | 論文題目 | 「ジョルジョ・ラ・ピーラによるキリスト教人間学」 | @ | 書名 | |
雑誌名 | 『南山神学』 | 出版社 | |||
巻号 | 第30号 | 論文名 | |||
発表年月 | 2007年2月 | 発表年月 | |||
ページ | pp.123〜149 | ページ | |||
著者名 | アンジェリーナ・ヴォルペ | 著者名 | |||
備考 | 備考 | ||||
A | 論文題目 | A | 書名 | ||
雑誌名 | 出版社 | ||||
巻号 | 論文名 | ||||
発表年月 | 発表年月 | ||||
ページ | ページ | ||||
著者名 | 著者名 | ||||
備考 | 備考 | ||||
B | 論文題目 | B | 書名 | ||
雑誌名 | 出版社 | ||||
巻号 | 論文名 | ||||
発表年月 | 発表年月 | ||||
ページ | ページ | ||||
著者名 | 著者名 | ||||
備考 | 備考 |