1. |
文献調査と情報収集の結果 |
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昨年度に続き、メッセージ分析、会話分析、談話分析に関する図書と文献を収集し、調査方法と分析方法の再検討を行った。 |
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また、文化、インターアクション、言語といった視点から研究した図書と文献を収集し、研究枠組みに関連する概念の整理を行った。 |
2. |
研究経過および研究結果
留学生と日本語母語話者の使用する日本語表現の相違を探るため、昨年度作成した調査用紙を手直しし、2006年7月から調査を開始した。昨年度と同様、調査対象とした留学生は主として日本語学習を終了した学生とし、調査用紙への回答の記入を行ってもらった後、一人ずつ回答に関するインタビュー調査を行い、調査内容を録音するという方法で行った。 |
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その後、昨年と今年調査したデータのうち、インタビュー調査で行った録音の書き起こしを継続して行い、現在も続いている。 |
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さらに、12月に比較対象とする日本人学生の協力を得ることができ、昨年度と同様の調査に加え、今回は日本人学生に対してもインタビュー調査も行った。現在、これら調査で得られたデータを集計し処理し、分析を開始するとともに、インタビュー調査で行った録音データの書き起こし作業を続けているところである。 |
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今後は現在あるデータの分析を続け、質的および量的分析を進め、考察を加えた後、夏ごろに紀要に論文を執筆する予定である。 |