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2006年度 パッヘ研究奨励金T-A-2(特定研究助成・一般)研究成果報告書 | |||||
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氏名 | 渥美 紀寿 | 所属 | 数理情報学部情報通信学科 | ||
研究課題 | 高信頼Webアプリケーションのためのテスト手法 | ||||
研究実績の概要 | |||||
研究の経過 近年 Web アプリケーションが多種多様な目的のために利用されているが,その信頼性が問題となっている.Web アプリケーションの信頼性を向上させるために,本研究では Webアプリケーションのためのテストカバレッジおよび,テストカバレッジを十分に満足するテストシーケンスの自動生成手法を提案した.本手法では,Web アプリケーションの外的振る舞いをページモデルとし,XHTML を用いて記述する.このページモデルをWeb アプリケーションの仕様とし,ページモデルに基づいたテストカバレッジを定める.また,ページモデルに基づき,テストシーケンスを生成する事によってテストの自動化を図った.本手法がテスト効率向上に有効である事を中規模 Web アプリケーションに適用する事によって示した. ページモデル ページモデルでは,Web アプリケーションがクライアントに配信する HTML を抽象化し、ページに表示されるテキストと画像(コンテンツ),ページから他のページへと遷移するための要素(遷移要素),ページ中のコンテンツおよび遷移要素の構造を決定する要素(構造要素),遷移元となるページの遷移要素から遷移先となるページへの有効辺(ページ間遷移)の4種類の要素を用いて表現する. ページモデルを用いてWeb アプリケーションを表現することによって,動的に生成される要素を抽象化した静的なモデルとして表現する事が可能となる. テストカバレッジ ページモデルに従い,全てのページをテストするためのページ網羅,全ての遷移をテストするための遷移網羅,全てのパスをテストするためのパス網羅を提案した.ページ網羅では全てのページが仕様通りに生成される事を,遷移網羅では全て遷移要素が仕様通りに生成される事を,パス網羅では遷移パスによる違いを考慮したテストをする事ができる. これらのカバレッジを十分満足するテストシーケンス生成ツールを試作した.本ツールを用いてWeb アプリケーションをテストし,カバレッジを評価する事によって,Web アプリケーションの信頼性を確保する事が可能となる.テストの自動化により,テストに係るコストも削減でき,テスト効率向上に非常に有効である. 研究成果 本研究成果を日本ソフトウェア科学会コンピュータソフトウェアに投稿し,採録が決定した. |
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「雑誌」の部 | 「図書」の部 | ||||
@ | 論文題目 | 「高信頼Web アプリケーションのためのページ生成プログラムのテス ト手法」 | @ | 書名 | |
雑誌名 | 『コンピュータソフトウェア』 | 出版社 | |||
巻号 | 論文名 | ||||
発表年月 | 発表年月 | ||||
ページ | ページ | ||||
著者名 | 渥美 紀寿,桑原 寛明,金子 伸幸,山本 晋一郎,阿草 清滋 | 著者名 | |||
備考 | 採録決定だが未発行 | 備考 | |||
A | 論文題目 | A | 書名 | ||
雑誌名 | 出版社 | ||||
巻号 | 論文名 | ||||
発表年月 | 発表年月 | ||||
ページ | ページ | ||||
著者名 | 著者名 | ||||
備考 | 備考 | ||||
B | 論文題目 | B | 書名 | ||
雑誌名 | 出版社 | ||||
巻号 | 論文名 | ||||
発表年月 | 発表年月 | ||||
ページ | ページ | ||||
著者名 | 著者名 | ||||
備考 | 備考 |