(1) |
相互接続性を考慮したHNSフレームワークの作成 |
| サービス指向アーキテクチャをHome Network System(HNS)に適用し,自己完結性を保って公開される各機器の機能が疎結合的に結びつけられることで相互接続性を達成した上で連携サービスを実現した. |
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各機器はデバイス層で実現する機能をサービス層で外部に対して公開する. |
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公開された機能は,上部のサービス連携部の組み合わせ部品の一つとして利用される. |
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(2) | Webサービスを用いた(1)を用いたHNS連携サービスプロトタイプの開発 |
| (1)で作成したHNSフレームワークを利用し,実際の家電機器のサービス層を実装する.すなわち,HNSフレームワークを利用した機器の実装とHNS連携サービスシナリオ仕様に基づいた機器間連携を実現するプロトタイプシステム「ドールハウス」(図1)を開発した. |
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(3) | モデル駆動開発を用いたHNSアプリケーション開発手法の提案 |
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研究代表者は[1]において,各機器とHNS環境をオブジェクトとしてとらえ,機器機能の事前条件と事後条件を定義したものを利用し,モデル駆動開発手法を適用した. |
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[1] Hiroshi Igaki, Masahide Nakamura, Ken-ichi Matsumoto, and Mikio Aoyama, “Adopting Model-Driven Development for Integrated Services and Appliances in Home Network Systems,” In Proc. of 13th Asia-pacific Software Engineering Conference (APSEC 2006), pp. 45-52, December 2006. (Bangarole, India) |