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| 2006年度 パッヘ研究奨励金Ⅰ-A-２（特定研究助成・一般）研究成果報告書 |
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| 氏名 |
佐々木 美裕 |
所属 |
数理情報学部情報システム数理学科 |
| 研究課題 |
階層型施設配置モデルの応用研究 |
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| 研究実績の概要 |
| ・ |
階層型施設配置モデルであるMLTP(Multiple Location of Transfer Points ) およびFTPLP(The Facility and Transfer Points Location Problem)のミニサム型モデルについて，新しい定式化と解法を提案した． OR-Libraryで公開されているp-メディアン問題用のベンチマークデータを使用して数値実験を行った結果，すべての問題について，これまで問題の規模が大きいために求めることができなかった厳密解を求めることに成功した．ここまでの成果をアイスランドで開催されたEURO会議で発表した（発表タイトル：Exact optimal solutions for hierarchical facility location problems）．さらに，論文としてまとめて論文誌に投稿した（論文タイトル：Exact optimal solutions of the minisum facility and transfer points location problems on a network）． |
| ・ |
階層型施設配置モデルの応用例として，アジア地域におけるゲートウェイ空港の最適配置モデルを提案した．アジア各都市の人口データを元に作成したテストデータを用いて数値実験を行い，その結果を名古屋で開催されたThe 2006 Air Transport Research Society World Conferenceで発表した（発表タイトル：Where is the optimal gateway hub airport in Asia?）．さらに，IATAが2005年に調査したODデータを購入し，このデータを用いて行った数値実験の結果を南山大学で開催された「都市のOR」ワークショップで発表し(発表タイトル：Gateway hub location model: Computational results)，論文にまとめて『アカデミア』数理情報編に投稿した（論文タイトル：ゲートウェイ空港配置モデル）．現在も引き続き，分析およびモデルの再検討を行っている． |
| ・ |
階層型施設配置モデルの応用例として，センサネットワークのクラスタリング手法について検討した．2階層のセンサネットワークにおいて最適なクラスタリングを求めるために，容量非制約施設配置問題を用いることにより，センサネットワークの寿命を大幅に延長することができた．ここまでの成果を論文にまとめて投稿した(論文タイトル：A new clustering algorithm using facility location theory for wireless sensor networks )．さらに，階層数を固定しないクラスタリング手法についても提案し，センサネットワークの寿命を約2倍にすることができ，この成果について鳥取大学で開催された日本OR学会春季研究発表会で発表した(発表タイトル：クラスタツリーを用いたセンサネットワークの構成方法)． |
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| 「雑誌」の部 |
「図書」の部 |
| ① |
論文題目 |
「ゲートウェイ空港配置モデル」 |
① |
書名 |
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| 雑誌名 |
『アカデミア』数理情報編 |
出版社 |
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| 巻号 |
第7巻 |
論文名 |
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| 発表年月 |
2007年3月 |
発表年月 |
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| ページ |
pp.75～82 |
ページ |
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| 著者名 |
佐々木 美裕，古田 壮宏，鈴木 敦夫 |
著者名 |
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| 備考 |
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備考 |
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| ② |
論文題目 |
“A heuristic method for clustering a large-scale sensor network” |
② |
書名 |
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| 雑誌名 |
Proceedings of Wireless Telecommunications Symposium |
出版社 |
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| 巻号 |
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論文名 |
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| 発表年月 |
2007年4月 |
発表年月 |
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| ページ |
未定(6p.) |
ページ |
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| 著者名 |
T. Furuta, H. Miyazawa, F. Ishizaki, A. Suzuki, M. Sasaki |
著者名 |
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| 備考 |
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備考 |
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| ③ |
論文題目 |
“Exact optimal solutions of the minisum facility and transfer points location problems on a network” |
③ |
書名 |
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| 雑誌名 |
International Transactions of Operations Research |
出版社 |
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| 巻号 |
未定 |
論文名 |
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| 発表年月 |
未定 |
発表年月 |
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| ページ |
未定(13p.) |
ページ |
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| 著者名 |
M. Sasaki, A. Suzuki and T. Furuta |
著者名 |
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| 備考 |
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備考 |
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