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2013年度 パッヘ研究奨励金T-A-2(特定研究助成・一般)研究成果報告書 |
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氏名 |
吉見 太洋 |
所属 |
経営学部経営学科 |
研究課題 |
動学的一般均衡モデルを用いた為替と雇用の変動に関する研究 |
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研究実績の概要 |
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本研究では、労働市場に非対称性がある場合に、賃金と雇用の動学がどのように観察され、どのような金融政策面での示唆が得られるかについて、動学的一般均衡モデルを用いて検証した。当初予定では国際経済を考慮に入れて、為替の動学までを研究対象とする予定であったが、当該研究分野における閉鎖経済の分析がまだそれほどなされていないことを受けて、出発点として閉鎖経済の分析に取り組んだ。2013年度における研究の成果として、”Heterogeneity in Wage Rigidity and Monetary Policy”というタイトルで、Review of Integrative Business & Economics Researchという査読付き国際誌に論文を掲載することが出来た。なお、こちらの論文は経営学部の松井宗也准教授との共著論文という形で出版されている。
本研究課題遂行にあたって、パッヘ研究奨励金の補助を得た。こちらの補助はまず論文の英文校閲料金に充てた。国際誌においては英文の細かい部分までチェックをされるため、投稿前に英文校閲にまわせたことは大変な助けとなった。また、研究成果の発表のために、シンガポールとバンクーバー(カナダ)へ出張で出向いた。シンガポールではSingapore Management University(SMU)のセミナーで報告機会を得た。当日は10人程度の教員と大学院生が参加をし、大変活発な議論を持つとともに、非常に有意義な指摘を受けることが出来た。また、SMUではオフィスを借り受けることもできたため、シンガポールでの滞在中はそこで仕事をした。バンクーバーではSimon Frazer University(SFU)での研究セミナーで報告機会を得た。二日間に渡るセミナーで、大変有意義な議論をすることが出来た。プレゼンテーションも10程度あったため、自分とは異なる分野の研究報告からも多くを学ぶことが出来た。これらシンガポールとバンクーバーへの出張についても、パッヘ研究奨励金からの補助で旅費・滞在費を賄うことができ、大変な助けとなった。
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「雑誌」の部 |
「図書」の部 |
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論文題目 |
Heterogeneity in Wage Rigidity and Monetary Policy |
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書名 |
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雑誌名 |
Review of Integrative Business & Economics Research |
論文名 |
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巻号 |
Vol 2 (2) |
出版社 |
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発行年月 |
2013年7月 |
出版年月 |
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ページ |
pp. 489-520 |
ページ |
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著者名 |
Muneya Matsui and Taiyo Yoshimi |
著者名 |
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備考 |
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A |
論文題目 |
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A |
書名 |
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雑誌名 |
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論文名 |
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