グローバル人材の育成
個の力を伸ばし、世界の力を創造する教育プログラム
南山大学では、「南山大学グランドデザイン」（2007年）を指針として制定された「南山大学国際化ビジョン」（2015年）を掲げ、国際化推進のための具体的取組と達成目標を定めています。グローバル社会において「個の力」を「世界の力」へと転換させうる人材を輩出し、地域に根ざすと同時に世界に開かれた大学となることを目指し、多様な留学生との日常的交流を通じ、すべての学生がキャンパスにいながらにして国際感覚を身につけられるような環境整備を進めるとともに、海外留学プログラムの選択肢を広げ、全学部・研究科の学生たちの現地での学びを促進しています。
グローバルな社会で活躍するために必要なスキルを身につけられる様々な学内プログラム
「外国語で」学ぶ授業
南山大学には、異文化コミュニケーションや経済学、政治学など、「外国語で」学べる授業が約60科目揃っています。専門科目を英語で議論することにより、様々な領域の問題を議論する高度な外国語運用能力と国際社会におけるコミュニケーション力を養います。
NU-COIL
COIL（Collaborative Online International Learning）とは、オンラインで海外大学とつながり、授業内外で協働学習をおこなう教育手法です。交流はビデオ会議でリアルタイムにつながり双方で講義を行うものから、SNSを活用して非同期型のディスカッションを行うもの、小グループに分かれて課題解決型のプロジェクトに取り組むものなど様々です。時差や言語、文化の違いを超えてバーチャルに交流し、外国語運用能力に加えて、多文化共生力、学際的国際力、問題発見・解決力を養います。
オープンコース
オープンコースは、外国人留学生別科生と学部・大学院に開かれた授業です。留学生とのディスカッショングループで様々なアイデアを共有し、課題や研究プロジェクトに協力し、プレゼンテーションをすることを通して知識とともに交流も深められます。
NANZAN SPARK（アントレプレナーシップ教育）
国際的な視野を持ち、グローバルに活躍するアントレプレナー（起業家）やアントレプレナーシップ（起業家精神：失敗を恐れず、夢を持って挑戦する姿勢）を持った学生を育成することを目的として、アントレプレナーシップ人材育成プログラムを実施しています。名古屋大学をはじめ東海地区の大学による起業家育成プロジェクトTongaliに南山大学も連携大学として参画しています。
南山大学では、アントレプレナーシップを自らが一歩を踏み出して社会を変えていく力の大切な源であると捉え、本学のモットーである「人間の尊厳のために」と「グローバル」を軸に、アントレプレナーシップを養成するプログラム「NANZAN SPARK」を実施しています。プログラムの中心は、スタートアップや起業にかかわるゲストスピーカーを招いた講演会や、アイデア出しから実現に至るプロセスを学ぶワークショップの他、学生がビジネスアイデアを英語で発表する「NANZAN English Pitch Arena」を開催しています。
