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Nanzan English Pitch Arena開催報告

2024.03.04

今回初めて開催した英語で社会課題解決のアイデアをピッチするイベント「Nanzan English Pitch Arena」の開催レポートです。

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こんな思いを持ってピッチコンテストを初めて開催しました。


本学は2021年度より名古屋大学Tongaliプログラムと共同して、アントレプレナーシップ人材養成プログラム「SPARK」を実施しています。これまで先輩起業家やスタートアップ関係者を招いた講演会、ワークショップ、講座などを実施してきました。こうした中で、プログラム参加者からは具体的に起業を志す学生も現れ、その考えや成果を発表する場を大学として提供することで学生のアントレマインドをさらに高めてもらいたいとの思いに至りました。本学は、カトリック大学として「人間の尊厳のために」を教育モットーにもち、その使命から国際化を進めてきました。ピッチコンテスト開催にあたっては、グローバルに活躍できるよう英語での発表を基軸として、カトリック精神につながる「社会課題解決」をテーマとすることが私たちの思いと学生のアントレマインドをつなぐ大切な結節点になると考えています。


当日は企業賞の提供者ある大和グラビヤの森井専務、石井様、楠様のみなさまにもかけてつけていただきました。

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開会の挨拶は副学長(研究推進・教育支援担当)の奥田太郎先生によるお話でした。

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南山のアイデンティティを3つのD(Dignitati(尊厳)、Diversity(多様性)、Dialogue(対話)で表されました。

そして、多数の応募者の中から厳選された4組の登壇者をお迎えしてピッチいただきました。

どれも素晴らしい発表で、それぞれが自身の経験を基に社会課題を「自分ごと」にし、その解決アイデアを英語で語りました。

審査員で、本学卒業生のお二人

株式会社トライエッティング取締役副社長兼COO 菅沼美久氏
愛知県スタートアップ推進課創出・成長支援グループ主査 金丸良氏

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による審査の結果以下の結果となりました。

最優秀賞であるSPARK賞は水野さん!

チーム名:水野 龍
メンバー:水野 龍
テーマ :果物ドライパウダーによるアフリカ貧困問題の解決

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大和グラビヤ賞はG1さん!

チーム名:G1
メンバー:奥村 真帆、井村奈津美、秋田昂也、山村満里奈
テーマ :身体障がい者向けA Barrier Free Map Appプロジェクト

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写真整理協会おもいでばこ賞はecoさん!

チーム名:eco
メンバー:小幡花音
テーマ :海外にハンカチ文化を広げるサービス

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ポーラBIDISH賞はfoodmeetsさん!

チーム名:foodmeets
メンバー:三浦ありさ、神谷真衣 小関宗太郎
テーマ :学生の栄養バランス問題を解決するサービス

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ピッチ発表後は、UNERI代表取締役CEOの河合将樹さんより「インパクト志向なキャリア形成」をテーマに今注目を集める「インパクト」についてご講演いただき、会場からは時間を大幅に延長するほどの質問が多く、活発なやりとりとなりました。

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その後、全体のコメントとして、副学長(グローバル化推進担当)の山岸敬和先生より
スティーブ・ジョブスの名言に一つ加えた3S

Stay hungry(現状に満足するな)
Stay foolish (常識に囚われるな)
Study hard(勤勉であれ)

という締めくくりの挨拶がありました。

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その後全体で集合写真を撮影して、ピッチコンテストは終了しました。

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その後、場所を多文化交流ラウンジStellaに変えてネットワーキングの時間となりました。

参加者たちが、ピッチの熱気そのままに自由に交流を繰り広げ、新たなつながりや将来のキャリアに向けた話で盛り上がりました。

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