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【SPARK】NANZAN English Pitch Arenaが開催されました!

2026.03.17

 グローバルな視点で社会課題を解決する新しいアイデアを英語で発表するピッチコンテスト「NANZAN English Pitch Arena」が202637()に本学にて開催されました。

 多くのピッチコンテストは、アイデアの独創性の他に、収益性や事業としての持続可能性などが重視されますが、本学でのピッチコンテストは一味違います。本学は"Hominis Dignitati(人間の尊厳のために)"を教育モットーとしており、アントレプレナーシップ教育においても、ただ挑戦する姿勢を育てるだけでなく、一人ひとりの尊厳を大切にする社会の実現に寄与する若者を育成することを目指しています。

 この「人間の尊厳のために」と本学のアイデンティティである「グローバル」を軸にアントレプレナーシップを養成するプログラム「NANZAN SPARK」の一環として行われた「NANZAN English Pitch Arena」は、グローバルな視点から社会課題に対してアプローチすることを重視しています。また、今年はビジネスに限らず幅広いアイデアを募りました。

NANZAN SPARK|留学・国際交流

 

バラエティ豊かな登壇者たち

 今年度はバラエティ豊かな9チームがこのコンテストに挑戦しました。 テーマは「食」「渋滞緩和」「コミュニケーション活性化」などさまざま。さらにその課題解決のアプローチ方法も、商品開発、数理モデル、アプリ開発などチームによって全く異なりました。しかし、どのチームにも共通しているのは、そのアイデアが"人間の尊厳のため"になっていること。ここに南山大学らしさが光りました。

各チームのテーマ一覧(発表順)

チーム名 発表タイトル
南ジャ丸 日本の"猛暑"を世界が笑顔になる体験へ
陸寿司 魚を使わない勇気 No Fish, No Problem
チームNIA 大学生の"目標と行動の乖離"という社会課題への挑戦 ~アプリによる内省基盤の構築~
Anything goes 非喫煙者に配慮した喫煙所の最適配置
佐野 豪 イベントにおけるパークアンドライド駐車場の提案
Project NEXUS From Effort to Default ~Redesigning How Society Chooses~
Wanna talk to you! You will be inspired by strangers in a moment
KIKUBARI 役割創出アプリ「KIKUBARI」
未来耕し隊 農業の社会問題を解決する伝統野菜のブランド化


司会の平野裕加里さん

審査員・協賛企業の皆様

工夫を凝らした6分間のピッチと白熱した質疑応答

 本番に向け、登壇者たちは、大会が用意した南山大学出身の社会人メンターとのメンタリングや英語プレゼンテーションスキルアップのためのワークショップの機会も活用しながら、入念に準備を重ねてきました。そして当日は、審査員の皆様、スポンサー企業の皆様、観覧者が見守る中、それぞれ個性あふれるピッチを披露しました。

 本番直前の学生は緊張を隠し切れない様子でしたが、これまで積み重ねた努力を信じ、満を持して本番に臨みました。どのチームも本番は堂々とピッチをし、問題提起、データ、解決策を分かりやすく説明し、聴衆を惹きつけ、6分間でアイデアに対する思いを出し切りました。


南ジャ丸

陸寿司

チームNIA

Anything goes

佐野 豪

Project NEXUS

Wanna talk to you!

KIKUBARI

未来耕し隊

SPARK最優秀賞はチームNIAに決定!

 審査員および協賛企業様による厳正なる審査の結果、表彰結果は以下の通りとなりました。おめでとうございます!

賞名 チーム名
SPARK最優秀賞 チームNIA
あいち銀行賞 陸寿司
新生紙パルプ商事賞 南ジャ丸
大和グラビヤ賞 未来耕し隊
名古屋銀行賞 KIKUBARI

 SPARK最優秀賞を受賞したチームNIAには賞品として金券6万円が、各企業賞受賞チームには副賞が贈られました。

 チームNIAは、普段はR棟の多文化交流ラウンジStellaで利用者同士の交流を促進するファシリテーターの役割を果たすTA(NIA:Nanzan International Ambassador)として活動しています。今回、NIAのアドバイザーである先生と5時間に及ぶ相談の末、本大会への出場を決めたそうです。

 今回の受賞理由として、審査員からは「全体として非常にレベルが高く甲乙つけがたい中で、チームNIAは、ユーザーへの聞き取り→課題設定→プロダクトへの反映を繰り返してアイデアをブラッシュアップした点が特に優れていた」とのお話がありました。

 代表者の外国語学部ドイツ学科2年の瀬尾洋介さんは、受賞後のコメントで、「最優秀賞をいただけて本当にありがたいとともに光栄です。ここで終わるのではなく、真のソリューションの実現に向けて、これからも改善と成長を続けていきたいと思います。」と喜びや今後への思いを語りました。

審査員総評

愛知県立大学 ICTテクノポリス研究所 所長|神谷 幸宏 様

 今年はテクノロジーから農業まで裾野が広く、情報科学部の教員として数式も見られて個人的にも非常に盛り上がりました。私自身、大学発ベンチャーで故障予測をやっていますが、ついつい技術の話をしてしまい、相手が聞きたい「無駄が減るか」という点とのズレでドン引きされる......という経験を繰り返してきました。自分が力を入れたところを話したくなる「解脱できない悩み」はありますが、皆さんは若いうちに「自分の専門と相手の話をブリッジする力」を身につけてください。英語もできる皆さんなら、本当にすごい方になるはずです。お互い頑張りましょう。

Head of Venture Café Tokyo|小村 隆祐 様

 ビジネスで成功する確率は「千三つ」とも言われるほど低く、残念ながら最初から正解が見えていることはほとんどありません。だからこそ、考えるだけでは前に進めない場面が多くあります。考えても分からないときは、まず小さく試してみる。マーケットに当ててフィードバックを得て、そこから学び続ける。その「行動」こそが次の一歩を生むドライブになります。

 もちろん周囲の大人はいろいろなことを言います。でも、それに萎縮する必要はありません。必要なことは学びながらも、最後は自分で一歩踏み出してみる。そのくらいの主体性を持つことが大切です。自分の認識の外にあるチャンスは、動いてみて初めて見えてくるものだからです。

"The best way to predict the future is to create it."
"You don't have to be great to get started, but you have to get started to be great."

 こうした言葉が示している通り、まずは一歩を踏み出すことが何より大切です。南山大学には、挑戦を応援してくれる仲間がいます。ぜひ周囲を巻き込みながら、恐れず前に進んでいってください。

SEKAIA株式会社 副社長|万出 恵 様

 私自身、今年もこの時間を心から楽しみにしていました。20年ほど前に南山大学の大学案内誌制作に3年連続で携わり、毎年その魅力を発見してきましたが、近年はこの「NANZAN SPARK」というイベント自体が南山大学の新しい魅力になっていると感じます。賞を受賞した方も、そうではなかった方も、この場で英語でアイデアを発表したこと自体が素晴らしい成功体験ですので、ぜひ自信を持ってください。

 私の会社は、若者に「Life-Changing Experience」を提供することをミッションとしています。皆さんのチャレンジを目の当たりにすることは私自身のモチベーションになりますし、これからの日本を心強く思いました。ありがとうございました。

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