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【Interview】NANZAN SPARK参加からnBBc(起業部)立ち上げ_三浦ありささん(理工学部・機械システム学科1年)
2024.03.04
南山大学では、国際的な視野を持ち、グローバルに活躍するアントレプレナー(起業家)やアントレプレナーシップ(起業家精神)を持った学生を育成することを目的として、アントレプレナーシップ人材育成プログラム(NANZAN SPARK)を実施しています。
NANZAN SPARKのイベント参加をきっかけに、Nanzan Business Builder Club: nBBc(起業部)を立ち上げた三浦ありささんに話を聞きました。(取材:2023年12月)
「起業」に関心を持ったのはいつですか?
高校生の時です。日頃生活する中で「こういうのはよくないな」などと不便に感じることを口にしていたら、母に「そう思うならアイデアのコンテストがあるから応募してみたら」と言われたのがきっかけでした。自分が社会的に課題だと思うことを、それを改善するためのアイデアとして提案すれば、ビジネスに活かせるのかなと思うようになり、大学に入ってからは、南山大学も連携大学として参画している起業家育成プロジェクトTongaliのイベントなどに参加しました。学生時代に起業した人の講演会や他大学の起業部の部活動紹介、ビジネス紹介を聞きながら、同じ大学生で、4年間のうちにビジネスを興したりしていることにすごいと思いました。またその人たちがとても輝いていて笑顔が素敵で楽しそうだったのを見て、自分もそうなりたいと思うと同時に私のやりたいことはこれだと確信しました。
NANAN SPARKのイベントに参加しての感想を聞かせてください。
南山大学の卒業生の方々がそれぞれの経験をお話ししてくださり、とても面白かったです。社会人になってから起業されていて、起業はいつからでもチャレンジができて、年齢的に早い遅いはないということに刺激を受けました。また同じ大学出身というところにも刺激を受けました。
SPARKの初回のイベントにはたくさんの人が集まっていて、起業に向けた活動はしていなくても、活動に興味がある、話を聞きたいという人が結構いたので、起業に関心があるのは私1人ではないんだと心強く感じました。また、参加者同士「起業をしたくても何から始めていいかわからない」「起業に対する活動を一緒にする仲間がいればいいのに」という話題で盛り上がり、志を同じにする者どおしで高め合うため起業部を作ることに決めました。
Nanzan Business Builder Club: nBBcについて教えてください。
NANZAN SPARKのイベント参加者を中心に2年生2名、1年生5名の7人が集まり、2023年11月に学生課にコアグループの登録申請をしました。活動内容としては、勉強会、経営者や起業家の方の講演会の企画、アイデアブラッシュアップ、他大学の起業部との交流などを考えています。また今年2月に開催されるNANZAN SPARKの英語ピッチ(短いプレゼンテーション)への参加も目指していて、仲間でアイデアを磨き上げていきたいと思っています。まだ私個人の考えではありますが、STATION Aiの学生向け企業支援プログラムSTAPSにもみんなで参加したいと思っています。
関心のある学生にメッセージをお願いします。
まだ始まったばかりですが、新しい人にも加わってもらい、他大学に負けないような起業部を一緒に作っていきたいです。社会にすでにあるものではなく、一から自分達でモノやサービスを作っていくという点、自分が考えたものがだんだん形になっていくという経験においては、他の部活やサークルでは体験できないと思います。学生のうちであれば失敗してもやり直すことができますし、周りの大人の支援も得られやすく、いい経験になると思います。nBBcは、新しいビジネスに挑戦してみたいと思う南山生が具体的に行動を起こすことができるようお互いを高め合う場であるとともに、起業に興味はあっても何をすればいいかわからないという学生が、交流会や勉強会を通して、起業に向けて一歩を踏み出せることを目標に活動していきます。