News & Topics　NANZAN SPARK

2024年度SPARK講演会シリーズの最終回が11月20日、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 教授 粟生万琴氏を講師に迎え、開催されました。ご自身のこれまでの歩みを振り返りながら、起業するきっかけとなったシリコンバレー訪問時の出来事やその後の起業家としての活動などを話されました。途中、ペアワークでは「なぜ、アントレプレナーシップが求められているのか」を話し合い、教室内は活発な意見が交わされました。アントレプレナーシップとは「受動的な態度ではなく能動的に問題に向き合い、課題を解決しようと行動を起こす精神である」という見解を示されました。起業だけがゴールではなく、大学生にとっては大学で「自分を知り、自分がどのように社会に価値を提供できるのかを考える姿勢」こそが学ぶ意義であり、アントレプレナーシップそのものであり「学生はアントレプレナーのたまご」であると語りました。

本講演会シリーズは全4回にわたり開催し、世の中の第一線で活躍されている方から学生に向けて力強くも温かいメッセージが伝えられ、特に「とにかく行動すること」や「人に会って話すことの大切さ」は講演者の方が共通してお話された部分でした。

今後のSPARKでは事業開発や広報のワークショップに加え、来年3月には第2回となる「NANZAN SPARK ENGLISH PITCH ARENA」を予定しています。