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【News】Language Buddyが国際交流の第一歩に
2023.02.02
コロナ禍の2020年にオンラインで始まったLanguage Buddyは、2022年9月から対面で実施されています。Language Buddyは、外国人留学生別科(CJS)の学生と南山生がペアになって、週に1度、1対1で30分以上日本語、30分以上英語もしくはCJS生の母国語で交流する制度で、学生達はそれぞれの言語と文化を学ぶとともに国際交流を楽しんでいます。
経済学部・経済学科 2年の赤木駿介さんは、アゼルバイジャン出身のCJS生Aliagha AbasovさんとBuddyになり、今ではキャンパス内での交流にとどまらず、カラオケやショッピングに行くほど仲の良い友達になりました。また、お互いを通じて友達も増え、さらなる国際交流につながっているようです。Language Buddyについての感想を2人に聞きました。
赤木 駿介さん(経済学部・経済学科 2年)
第2クオーターに知人の紹介でLanguage Buddyの制度を知り、初めて応募しました。現在、私は大学2年生ですが、1年次には国際交流に興味はあまりなく、コロナ禍であったということもあり、外国語に触れたり留学生と交流したりということは全くありませんでした。2年生になり、新しいことを始めたいという気持ちでWorld plaza(WP)に行くようになり、その時から国際交流に興味が出てきました。WPで出会った人からLanguage Buddyのことを教えてもらいました。英語力は挨拶程度しかなく、不安はありましたが2年生からの目標が新しいことのチャレンジだったので応募しました。
Buddyのアリアガ(アキ)くんは、非常に日本語が上手いので制度開始前の不安はすぐに無くなりました。彼はアゼルバイジャン出身で、私はあまりその国について知らなかったので色々教えてもらいました。会話は、基本日本語でしたが、分からない単語があった時や、私が英語で話しかけた時には英語で話しました。初めは、学校であって話したり、お昼ご飯を食べたりしていましたが、次第に仲が良くなり外食したり、カラオケやショッピングに行ったりと学外での交流もたくさんしました。
Language Buddy経験を通して、Buddyと良い関係を築くことが出来ただけでなく、異文化へ触れることへの不安が無くなりました。今では、アキくんのおかげで、CJSだけでなく学部の留学生との交流も生まれました。
Language Buddyの制度は国際交流をしたいけどなかなか勇気が出ないという人や、新しいことを始めたい人達にとって、ひとつのステップとして良い役割を果たしてくれると思います。この経験は、これまでの私の考えを変えてくれた良い経験でした。今後もこの制度を利用していきたいと思いますし、国際交流も積極的に行っていきたいと思っています。
Aliagha Abasovさん (外国人留学生別科生、アゼルバイジャン出身)
私のバディである赤木くんは、本当に優しい男です。 国際センターの紹介で来日前からメイルで連絡をし合い、外国人留学生別科に入学した直後の2022年9月20日に初めて会いました。それ以来、インスタやLINEを通して連絡を取り合っています。
赤木くんのおかげで日本語が上達しました。今では、日本語で話している時、 日本語で考えながら、しゃべっています。 そして、赤木くんのおかげで日本人の友達がたくさんできました。いつも日本人の友達3~4人と一緒に遊びに行っています。 例えば、 カラオケやレストランや公園やなど色々な場所に行きました。
基本的には日本語で話していますが、赤木くんが英語を上達させたいということで、英語で話すこともあります。 彼が英語で話して、私は日本語で答えるという感じです。 つまり、赤木くんは英語、 私は日本語が上達しています。 一緒にいると本当に楽しいです。 彼の出身は宮崎で、たまに冗談で宮崎弁で話されると、私には全然わかりません。
2人で会う時には、私は自分の国について色々紹介し、赤木くんは日本について教えてくれています。 それぞれの国のお互いの文化について話すのは、とても面白いです。 赤木くんに「日本とアゼルバイジャンの違うところはどこですか」と聞かれ、 私は2つの国の色々な違いについて答えました。 例えば、日本の地下鉄には、アゼルバイジャンと違い、たくさんの路線があること、アゼルバイジャンではパンが主食ですが、日本はお米であることなどです。また、日本では小さな子供でも自由に学校や買い物になどに一人で行くことができますが、アゼルバイジャンでは10歳にならないと、自由に学校やマーケットなどの場所に自由に行くことができないことなども伝えました。
赤木くんは本当に熱心に、私の知らない日本のことについて教えてくれます。おはしの使い方や日本の歌も教えてもらいました。アゼルバイジャンの大学では、日本語・日本文化を専攻していますが、実際に日本に来て、同世代の日本人から"本当の日本"について教えてもらえるのはとても貴重なことだと思います。