企業・団体の皆様 インターンシップ
南山大学におけるインターンシップ
本学ではインターンシップを、「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行う教育プログラム」と位置づけています。職業への意識を高め、自分の適性を知るという点で大きな意義をもつ制度とし、次の2種類の形態で学生をサポートしています。
【 「インターンシップ研修I」、「インターンシップ研修II」(授業科目) 】
学部2~4年次対象の共通教育科目として開講しています。(各1単位)詳細は以下の情報をご参照ください。
【 自己啓発型インターンシップ 】
単位取得とは関係なく、学生が自ら受入先を開拓して行うインターンシップです。
随時情報を受け付けておりますので、詳細が決まり次第お知らせいただければ、学生への情報開示のお手伝いをいたします。
なお、両形態とも以下のようなプログラムについては学生に情報開示いたしかねますのでご理解いただきますようお願い申し上げます。
- 研修実施日が5日間未満のもの
- 報酬があるもの(アルバイトとの区別が曖昧なもの)
- 研修地が海外のもの
- インターンシップ斡旋業者を介したもの
- 本学の教育課程に適切でない職業に関するもの
- 受入機関の採用選考活動(広報活動・選考活動)の一環と思われるもの
- 受入機関の営利を目的とした活動を主なプログラムとし、インターンシップの要素が薄いと思われるもの
- プログラムの内容が不明瞭なもの
- その他、本学が教育プログラムとして相応しくないと判断したもの
インターンシップの意義
就職活動を通じて学生が内定を得るまでに、学生は様々な努力をしますが、それでも、大学卒業者の就職後3年以内の離職率が3割以上という状態が続いています。その一因として、学生本人の適性やニーズと就職先での仕事が見合わないという"ミスマッチ"の問題が指摘されており、円滑な就職と職場定着を促していくためには、大学におけるキャリア教育の充実と就職支援が重要です。
本学においても、「キャリア支援課」を設け、「キャリア教育」の企画、推進を図っております。経団連による就職協定が廃止され、通年採用が提唱されるなど、就職活動のありようも大きく変わろうとしています。そのような状況の中で、早い時期からキャリア教育を行う重要性がますます高まっていると認識しています。
南山大学では、1年次からさまざまなキャリアプログラムを用意しており、その中でも「インターンシップ研修Ⅰ・Ⅱ」は就職準備と就業体験を同時に学ぶことができる貴重なプログラムと位置付けています。はじめに、学内授業である「インターンシップ研修Ⅰ」で、働く現場で求められる様々なスキルやマナー、社会人としての資質を学び、自らの適性分析を行いながらインターンシップを行う目的の設定や自らのキャリアを形成するために必要な準備を行います。その後、「インターンシップ研修Ⅱ」として、現場での就業体験を通して、働く意義や仕事に対する責任などを学び、職業観を形成します。インターンシップ後に行われる報告会において、互いの就業体験を共有し、自らに必要なスキルや能力を見つめ直し、設定した目的を達成するために今後大学でさらに何を学ぶべきかを考えていきます。キャリア形成のために必要な高い目的意識を持つことで、より充実した大学生活を送ることも期待されます。
自己応募型の5日間未満のものが主流になりつつある現在ですが、5日間以上の就業体験ができる、この「インターンシップ研修Ⅰ・Ⅱ」を継続させていき、一人でも多くの学生に実質的なインターンシップの機会を提供したいと考えております。これはお受入機関様のご協力があって、初めて実現できることです。ご多用中、お受入機関様には研修プログラムの作成やご担当者の配置等、多大なご負担をおかけいたしますが、本学の取り組みにご理解を賜り、是非ともインターンシップ生のお受け入れにご賛同いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
キャリア支援委員会委員長
インターンシップのお問い合わせ先
【お問い合わせ先】 | 南山大学キャリア支援課 キャリア支援係 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18番地 Phone:052-832-3122 Fax:052-835-1476 E-mail:career-office@nanzan-u.ac.jp |
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