図書館について 活動紹介
カトリック文庫講座「かくれキリシタンの祈り、オラショ」
2016年10月13日
2016年10月12日(水)、R棟で南山大学図書館カトリック文庫協議会主催の講座「かくれキリシタンの祈り、オラショ」を開催しました。
長崎市下黒埼町の現帳方(祭礼を司る帳の最高責任者)である村上茂則氏と本学外国語学部フランス学科のムンシ准教授を講師に迎え、キリシタンが禁教下でどのようにして信仰を守り現在に至るかについて講演しました。
「オラショ」とは、キリシタン時代にひそかに伝承本と口承により伝えられた祈りを意味するラテン語の「Oratio」に由来しています。講座では、実際に村上氏にオラショを唱えていただきました。
また、キリシタン神社と呼ばれる「枯松神社」の祭礼についても写真を交えて説明しました。一般の方も多く参加され、熱心に耳を傾けていました。