図書館について 活動紹介
展示エリア企画(1・2月)について
2024年03月04日
<1・2月度 展示エリア企画のご報告>
2024年1月9日(火)~2月29日(木)ライネルス中央図書館1F展示エリアにて、「『辰・龍・竜』展」を開催しました。
本展示では、十二支にまつわる詳しい資料に加えて、2024年が辰年であることにちなみ、龍(ドラゴン)が描かれた物語や図録、名前に辰・龍・竜を含む作家の著作など、「辰・龍・竜」に関連した資料をいろいろな観点から幅広く展示しました!
神話や昔話、絵師によって描かれた絵画だけでなく、ドラゴンが出てくるファンタジー映画の視聴覚資料や、「恐"龍"」といった捻りのあるテーマもあり、「辰・龍・竜」という新年らしいテーマから多様なジャンルの資料へと発展した面白い展示内容となりました。
ひとつの視点から様々な資料と巡り合った今回は、図書館資料の奥深さを発見できる良い機会になったかと思います。今年は12年に1度の辰年です。今回展示した資料の他にもさまざまな資料が図書館には所蔵されていますので、みなさんもたまには違った視点から図書館の資料を手に取ってみてはいかがでしょうか。
<宗教文化研究所主催 展示エリア企画のお知らせ>
2024年3月1日(金)からは、宗教文化研究所主催の展示企画として「静坐社史料から見える国際ネットワークとジェンダー ─英文学と宗教学の交錯するところ─」を開催しています。
静座と呼吸法によって精神の修養と身体の健康を図る心身修養法を「静坐法」と言い、そのなかでも大正期に一世を風靡した「岡田式静坐法」を実践していたのが、1927年に京都にて設立された「静坐社」という修養団体です。
今回の企画では、設立者の小林信子を通じ、文学や宗教を介して交流した日米の女性たちの姿を窺い知れる史料が展示されています。
普段の生活ではなかなか触れることのない世界を知る貴重な機会ですので、ぜひ図書館に足を運んでみてください。
展示期間:3月1日(金)~ 3月28日(木)
▼「辰・龍・竜」展