図書館について 活動紹介
推薦図書トーク2024 第1回(5月1日開催)
2024年05月02日
理工学部 データサイエンス学科 松田 眞一先生
『統計学が最強の学問である-データ社会を生き抜くための武器と教養-』
南山大学ライネルス中央図書館では、NANTO ルームにて「推薦図書トーク」(全17回)を開始しました。各学科の先生方から学生の皆さん宛に本を推薦していただき、その本の魅力や背景について直接語っていただく企画です。
記念すべき第1回は、理工学部データサイエンス学科の松田 眞一 先生に、推薦図書をご紹介いただきました。
松田先生の推薦図書は、西内 啓 著『統計学が最強の学問である-データ社会を生き抜くための武器と教養-』です。
統計学がご専門である松田先生は「統計学で何ができるかを知っていることが重要で、この本は『知っている』といえるための本です」と、統計学の入門として初心者にも手に取りやすい本書を選んでくださいました。
本書では
・統計リテラシーのない者がカモられる時代がやってきた
・データを集めて分析できる人は強い
・人に頼っていては騙される など
南山生なら知っておきたい知識を、あみだくじ必勝法や疫病の流行という誰にとっても身近な具体的でわかりやすい例をあげて説明し、統計学の基本的な手法について解説しています。
数式やデータ解析が苦手で、このような分野を敬遠しがちな人にこそ、手に取ってもらいたい1冊だと感じました。
本書を読んで興味を持たれた方は、松田先生の授業「情報を読む」で、同じように統計学の入門を扱っていらっしゃるそうです。ぜひチャレンジされてはいかがでしょうか。
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■今回の推薦図書
『統計学が最強の学問である -データ社会を生き抜くための武器と教養-』 西内 啓 著 (ダイヤモンド社 2013年) 請求記号:データ||S01||05 資料ID :-033070 |
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次回開催は 5/1(水) 14:00~14:30 第2回 外国語学部スペイン・ラテンアメリカ学科の小阪 知弘先生です。
お楽しみに!