図書館について 活動紹介
外国語学部 英米学科 鈴木達也先生による「図書館インタビュートーク」を開催しました!
2025年06月05日
2025年5月16日(金)NANTOルームにおいて、外国語学部 英米学科の鈴木達也先生をお招きし、タイトルを「レジリエンス:失敗、挫折、そして To Boldly Go Where No One Has Gone Before へ」としてインタビュートークを開催しました。
トークは、タイトルにある先生の大好きなSFドラマシリーズ「スタートレック」の番組冒頭の有名なナレーションについてのエピソードから始まりました。スポ根アニメファンで野球が大好きだった少年時代、高校・大学時代の挫折経験、研究職に就くきっかけとなった指導者との出会い、博士論文執筆中に自身の学問的常識を打ち砕かれることになった資料との出会い、南山大学に赴任するまでという先生ご自身の歴史、さらには、先生の1日の研究活動スケジュールと時間の使い方、専門分野以外のことも含めて勉強するという研究スタイルについてなど、より先生の研究生活の中身に踏み込んだトークが展開されました。「学問に喜びを感じるのは、今までの常識が崩れる瞬間」とお答えになっていたのが印象的でした。そして最後は、先生にとって学問とは「人生を豊かに、幸せを感じさせてくれるもの」としめくくられました。
参加した学生からは、授業や研究指導では聞くことができない先生の人生や学生時代のお話を楽しくうかがう貴重な機会となりましたとの感想がありました。研究活動での悩みについてその解決方法は?との質問に対しての「人生にチャンスはたくさんあります。そのチャンスを逃さないよう、準備することが必要です。いろいろな方向にアンテナを張る努力をし、その努力の量にふれてみてください」という先生の回答は参加者の皆さんへのポジティブなエールとなりました。