教務案内(教務課)

履修・授業 基盤・学際科目

基盤・学際科目のご案内

基盤・学際科目は、共通教育科目のうちグローバル社会において活躍するための基礎となる幅広い知識と思考力の習得を目的とした科目です。

基盤科目と学際科目は相補的な関係にあり、全体として「広く」かつ「深く」学ぶことを目的としています。各科目はテーマにより5つの系列に分かれ、各系列はさらに基盤科目と学際科目の2つの群に分かれて構成されています。

2024年度 基盤・学際科目案内

各科目の詳細はシラバス検索システムから科目名で検索してください。

基盤科目とは

基盤科目は、それぞれの学問を基礎から深く学ぶことを目的とした科目群で、専門分野以外の方も対象とした内容になっています。基本からしっかりと学びたい方、興味はあるがどこから勉強したらよいかわからない方向けに、導入的な内容を扱います。

学際科目とは

学際科目は、現代社会がかかえる問題をてがかりに、学際的な視野から問題を掘り下げ、学生に「考える」場を提供する科目群です。幅広い知識を身に着けたい方、1つのテーマから問題を掘り下げる経験を積みたい方向けに、広く・深く視野を広げる内容を扱います。

国際科目群とは

基盤・学際科目には国際科目群として指定されているものがあります。

国際科目群の科目は、授業、課題、期末試験等がすべて外国語(基盤・学際科目は英語)で行われます。相応の外国語運用能力のある学生が、語学力、異文化理解力、論理的思考力を同時に効率よく伸ばし、国際人としての基礎を固めることを目的としています。

授業のフォーカスは「外国語の学習」ではなく、「外国語で学習」するものですのでご注意ください。

思想と文化芸術

民族・社会・時代が持つ固有の思想や文化芸術について考察します。それぞれの比較や、互いにどのように影響しあって形成されてきたかなど、個別の思想や芸術について深く考察します。

思想と文化芸術の科目
基盤科目 学際科目
哲学A/B、文学A/B、美術A/B、音楽A/B、倫理学 文化の比較、異文化との接触、生命と倫理問題、芸術をめぐって、文学をめぐって、思想・文化をめぐって

歴史と世界

世界のさまざまな民族・国・地域の歴史や文化に対する視野を広め、過去の時代の振り返りを来るべき時代に役立てる考察をしたり、異文化の特徴を掴むことによって人間の多様性の理解を深めたりします。歴史・文化人類学・地域研究など様々な学問分野の観点から、講義担当者の専門とする特定の民族・国・地域の歴史・文化について紹介・考察します。

歴史と世界の科目
基盤科目 学際科目
考古学A/B、日本史A/B、東洋史A/B、西洋史A/B、世界史、文化人類学A/B、南山大学の軌跡 日本との出会い、アジアとの出会い、イスラムとの出会い、ヨーロッパとの出会い、南北アメリカとの出会い、歴史の諸相

社会と経済・法律

法学、政治学、社会学、経済学などの社会科学の科目で構成されています。これらの基礎知識は、私たちが生きていく上でとても重要です。日本の法律の基本理念を理解し、民主主義の考え方や政治の仕組みを理解して行動することは生きていくうえでとても重要であり、また経済のメカニズムを知ることや社会組織・人間関係のあり方をさまざまな角度から理解することは、日常生活や社会人として必要な見識となります。国際化・情報化社会を生き抜くために、社会科学の知識はますます重要性を増すため、学科の枠をこえて大学生が身に着けるべき共通の社会科学の知識を提供します。

社会と経済・法律の科目
基盤科目 学際科目
法学A/B、日本国憲法、政治学A/B、社会学A/B、経済学A/B 異文化の理解、生命と法律問題、プライバシーと倫理、社会の諸相、人権をめぐって、政治・経済の諸相、税金と社会

自然と環境

人間を含むさまざまな生命体の在り様とそれらを取り巻く自然環境や物質環境をめぐる諸問題について、多様な学問分野からアプローチし、生命・自然・環境をめぐる医療・刑罰・育児・教育・健康・産業・自然環境・開発などの今日的な問題について考察します。

自然と環境の科目
基盤科目 学際科目
物理学A/B、生物学A/B、化学、地球科学A/B、スポーツ科学論、健康科学論、スポーツ科学演習A/B 環境と倫理問題、人間と環境、生活環境と物質、生命観と環境観の変遷、社会システムと環境、技術と環境

科学と情報

自然科学・情報科学・情報社会について、言語、こころ、インターネット、人工知能、文化等にまつわる諸問題を通して考察します。

情報のネットワークはどのような仕組みで生み出されるのか?人間と人工知能の違いは?人は情報をどのように読みとくのか?言語は、人間の認知や社会とどのような関係にあるのか?人間社会が生み出す文化、世界観、宇宙観はどのようなものか?自然科学とパズルやゲームなどの文化との関係は?などの問いに独自の視点から取り組むものです。

科学と情報の科目
基盤科目 学際科目
数学A/B、心理学A/B、科学技術論A/B こころとは、ことばとは、知識の探求、人間と機械、文化と情報、情報社会の構造、情報を読む、科学の諸相、マスメディア論、データサイエンス入門(2024年度新規開講)

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