イベント情報

大学コンソーシアムせと 図書館の新たな魅力創出プロジェクト 「高校生ビブリオバトル 2024」

2024年10月26日(土)、「大学コンソーシアムせと」が主催する  高校生ビブリオバトル 2024 が開催されました。今年は会場を昨年のパルティせとから瀬戸市内の末広町商店街に移し、初めて屋外で開催する大会となりました。この大会には「大学コンソーシアムせと」に加盟する各大学より学生が運営委員として参加しており、本学からも1名の学生が参加しました。

この日のために6月から企画・準備を続けてきた各大学の学生運営委員のみなさんは、会場の設営、高校生へのおすすめ本の展示、受付、司会進行、タイムキーパー、投票の集計、表彰式、トークショー、事後の交流会など、目まぐるしいイベントのメニューを和気あいあいとした雰囲気のもと協力し合いながらこなし、大会を成功させる原動力となりました。

今年の発表者は、瀬戸市と名古屋市内の高校生6名。全員が自分の推す本の魅力を聴衆のみなさんに何とかして伝えたいという熱意に満ちたプレゼンで、本好きであることが自然と伝わってくるビブリオバトルでした。
現役の高校生によるゲストの長谷部愛さん(気象予報士、東京造形大学非常勤教員『天気で読み解く名画』著者)とのトークショーでは、ぴったりと息が合ったディープな話が展開され、聴きごたえ満点でした。

高校生に薦めるおすすめ本の展示

バトラーの面々

瀬戸市の末広町商店街に集まった全員の投票の結果、今年のチャンプ本は、佐藤究著『テスカトリポカ』に決まりました。

今年の大会は、初めて屋外に飛び出して商店街で開催するという実験的な試みでしたが、その狙いは、ほぼ成功していたと思います。次年度以降の大会にも、乞うご期待ください。大活躍した学生運営委員のみなさん、お疲れさまでした。

今回紹介された本

(発表順:☆はチャンプ本)

  • 『星の王子さま』アントワーヌ・ド・サンテグ ジュペリ著 ; 池澤夏樹訳
  • 『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬著
  • ☆『テスカトリポカ』佐藤究著
  • 『ハーメルンの笛吹き男』阿部謹也著
  • 『Factfulness』ハンス・ロスリング, オーラ・ロスリング, アンナ・ロスリング・ロンランド著
  • 『自由に捕らわれる』カンザキイオリ著
チャンプ本

当日の模様は、YouTube でこちらから見ることができます。
(期間限定:2025年3月31日まで) 

ページトップへ