ブックトーク「大学院生はどんな本を読んでいるの?」
ブックトーク「大学院生はどんな本を読んでいるの?」
11月20日(木)NANTOルームにて、大学院生交流イベント有志団体Orbisと南山大学ライネルス中央図書館のコラボレーションイベント ブックトーク「大学院生はどんな本を読んでいるの?」を開催しました。
●司会&話し手:人間文化学科 宗教思想専攻 大野 瑞記さん
●話し手:国際地域学科 国際地域専攻 経塚 ゆいさん、人間文化研究科 人類学専攻 鈴木 しゅん菜さん
大学院生が“趣味で読んでいる本”と“研究のために読んでいる本”をそれぞれ1冊ずつ、エピソードとともに紹介されました。研究で孤独な中、息抜きとして愛読している本について語る時は、自然と笑みがこぼれ和やかな雰囲気で会場が包まれました。
研究のために読んでいる本については、翻訳者による翻訳の違いを楽しんでいるというエピソードが語られたり、本にふせんをたくさん貼り同じ本を何度も読み込んでいるという話があったり、大学院生の研究に対する真剣な姿勢も垣間見ることができました。
後半は、3人にとって「本を読む」ことはどういうことなのかについて、熱く語っていただきました。本との向き合い方が人それぞれ違うことを感じ、自分はどのような視点で本と接しているだろうと考える機会になりました。大学院生だけでなく学部生の皆さんにも良い刺激になる大変有意義なイベントで、今後もこのような企画を是非開催させていただきたいと思います。
イベント内で紹介された本
『あずかりやさん』 大山淳子著 (ポプラ社 2013年)
『ナイン・ストーリーズ』 サリンジャー著 (新潮社 1988年)
『ウインドアイ』 ブライアン・エヴンソン著 (新潮社 2016年)
開催日時:11月20日(木) 13:00-13:30
展示のお知らせ
大学院生交流イベント有志団体Orbisの企画として、ブックトークで紹介した本を始め大学院生や教員のおすすめ本を展示します。ぜひ展示コーナーをご覧ください。
展示期間:12月8日(月)~1月7日(水)