学生生活(学生課)

課外活動 活動報告

RePurposed富洲原(実施報告)

2020.02.13

名称 廃棄漁網を用いたアップサイクル事業
グループ名 RePurposed富洲原
開催日 -
場所 -
SNS

Instagram:repurposed_repurposed

Twitter: @RPurposed

内容

 三重県四日市市富洲原地区にある現在閉業した吉田製網所(有)の漁網の在庫を用いてアップサイクル事業を行っています。漁網の新たな価値を見出し、吉田製網所(有)の歴史や三重県四日市市富洲原地区の漁網産業を多くの人に知ってもらうことを目的として活動しています。また、ミサンガ作りのワークショップやあばりを用いた芸術的作品作りに参加を通して、アップサイクルという環境問題への解決策を普及・啓発することも目的の一つです。さらには団体としての最終目標として、吉田製網所(有)に眠っている漁網すべてを有効活用することとしています。

様子

所感

多文化交流ラウンジでのミサンガ作りワークショップ

参加者数:9名(内4名が留学生)

 団体としては初めての公式の活動となりました。ワークショップに参加した方からは「面白い活動だね」や「漁網でミサンガを作るのは初めてだけど、とてもいいね」という感想をいただくことができ、温かく和気あいあいとした雰囲気で行うことができました。

 苦労したこととして、参加者が思いのほか集まらなかったことや、段取りにあたふたしてしまう部分がありました。前もってのイメージトレーニングや当日のタイムスケジュールを細かく立てる必要があると思いました。今後の課題として、「参加のタイミングを見失ってしまった」「何をしている団体なのか分からない」という意見をいただいたので、途中参加がしやすい環境作りや活動内容を分かりやすくする工夫が必要だと感じました。

人類学フェスティバルでのパネル展示及びミサンガのワークショップ

参加者数:25名(ワークショップ参加:22名、見学のみ3名)

 今回のイベントでは、ミサンガのワークショップだけでなく「RePurposed富洲原」の活動内容や活動背景、「吉田製網所(有)」および富洲原地区の歴史に関するパネル展示さらには、吉田製網所(有)の現在の様子を撮影した動画の投影も行いました。これによって前回の課題だった「何をしている団体か分かりにくい」といった問題の改善はできたと考えています。

 また、前回の多文化交流ラウンジで行ったイベントでの反省点を活かしてミサンガ作りのワークショップを行いました。前回のイベントでの課題だった段取りにあたふたしないようにミーティングを重ね、イメージトレーニングを入念に行い、下準備も行って当日に臨んだため、22人という大勢のお客様に楽しんでいただくことができたと思っています。

 今回のイベントはパネルの展示や動画の投影に十分な場所をお借りできたので、団体の目的の一つである吉田製網所(有)及び三重県四日市市富洲原地区のことを多くの人に知ってもらってワークショップを開催できたことは大きかったと思います。さらには、20人を超える参加者を1日で教えて楽しんでもらえたという経験が、団体にとっての大きな自信に繋がったと考えています。

あばりを使った芸術作品作り

参加者:34名(2019/12/12時点)

 「フリースタイルあばりあみ」の新田先生をお招きして南山大学をイメージした大きな網の芸術作品を作成しました。この作品は本来漁師の方が漁網の修繕の際に用いる「あばり」という道具を用いて作成しました。1人1人の作業難易度は低く、作業時間は短めに設定したので、今回の作品は多くの南山大学生を中心とした人々と協力して作り上げることを目的としました。多くの人に参加してもらうことで「RePurposed富洲原」および「南山チャレンジプロジェクト」、さらには作業場として利用させていただいていた「学生交流センターセントルム」の知名度の向上に繋がるきっかけになればと考えています。

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