学生生活(学生課)

課外活動 活動報告

南山大学の留学生と小学生の交流支援(実施報告)

2017.12.06

名称 南山大学の留学生と小学生の交流支援
グループ名 トナカイトナカイ
開催日 2017年11月29日
場所 川原小学校トワイライトスクール

内容

2017年11月29日、「南山大学留学生と地域の子どもたちの交流会」を開催しました。「子どもたちに世界にはいろいろな人々がいることを知ってほしい」そして、「国籍や人種に関係なく幅広い視野を持って、誰とでも仲良くできる人になってほしい」という趣旨のもと、留学生と子どもたちが一緒に楽しめるゲーム企画を実施しました。 室内遊びでは、「ジェスチャーゲーム」や「リーダー探しゲーム」、外遊びでは、「だるまさんが転んだ」や「氷鬼」などの体を使ったゲームを通して楽しく元気に交流することができました。日本の遊びのルールを知らない留学生に、子どもたちが一生懸命説明するほほえましい様子も見られました。留学生が海外の手遊びを子どもたちに教える場面もあり、お互いに異文化に触れ合う充実した経験ができたようです。 イベントの開催にあたっては、川原小学校トワイライトスクールの皆様に大変お世話になりました。場所の提供のみならず、複数回にわたる事前打ち合わせなど、お忙しい中時間を割いてご協力いただいた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。イベントの最後には、少しはやめのクリスマスプレゼントとして、留学生から子どもたちにお菓子が贈られました。また、子どもたちからは折り紙と毛糸で作った手作りの首飾りが贈られ、思いがけないサプライズプレゼントに留学生も笑みがこぼれとても嬉しそうな様子でした。

様子

所感

ゲーム1(ジェスチャーゲーム) 

二つのチームに分かれてチーム内でジェスチャーの意味が伝わる速さを競いました。まず、各チーム縦一列に並び、一番後ろの人がお題の書かれた紙を受け取ります。お題を理解したら、それに合うジェスチャーを考えて前の人にやって見せます。そのジェスチャーを見た人は、自分の前の人に同じジェスチャーをやって見せます。これを繰り替えし、列の一番前までジェスチャーが伝わったら、一番前の人がジェスチャーの意味するものを答えるというゲームです。お題は動物やスポーツのほか、世界の国々の文化にちなんだものもあり、楽しみながら各国の文化に触れる機会にもなりました。

ゲーム2(リーダー探しゲーム)

みんなで手をつないで輪になり、ひとりだけが輪の中心に立ちます。輪になっている人の中には「リーダー」がいて、ほかのみんなはリーダーがすることを真似します。リーダーが前にジャンプしたら、みんなも前へ。手を上げたら、みんなも手を上げるといった要領です。輪の真ん中に立った人は、みんなの行動を観察して誰がリーダーかを当てます。リーダーが当てられたら輪の中心にいた人は輪に加わり、新しいリーダーと次に輪の中心に立つ人を決めて同じことを繰り返していきます。人数が多く、輪の中心になった人はリーダーを見つけるのに苦労していたようでした。輪になる人にはチームワークも求められるため、留学生と子どもたちがお互いに心を通わせようと一生懸命協力し合っていました。

ゲーム3(外遊び)

「だるまさんが転んだ」や「氷鬼」を行いました。留学生たちには馴染みのない遊びだったようで、子どもたちが率先してルールを説明する姿が見られました。「だるまさんが転んだ」では、慎重に慎重にだるまさんの背中に近づく子どもたちのほほえましい様子が見られました。初めてこのゲームをしたという留学生たちも、何度もするうちにコツを掴み、子どもたちに負けまいと楽しそうに遊んでいました。「氷鬼」では、大柄で足の速い留学生たちから逃げようと必死に走る子どもたちの姿が見られました。みんな息を切らしながらも、表情はとても活き活きとしていて大いに盛り上がりました。

参加者へのプレゼント

参加してくれた子どもたち・留学生には、トナカイトナカイから少し早いクリスマスプレゼントを用意しました。子どもたちにはチョコレートやラムネなどのお菓子を準備し、イベントの最後に留学生から手渡しで贈られました。また、留学生には日本柄のレターセットをプレゼントしました。イベントの思い出にと大切そうにプレゼントを持ち帰る参加者の姿に、 運営メンバーもとても嬉しい気持ちになりました。

事前準備:物品寄付

ご協力いただいた川原小学校トワイライトスクールの皆様に、日々の生活で使う物品を寄付させていただきました。子どもたちの毎日の遊びに必要な、色画用紙や絵の具・色ペン・色鉛筆などを寄付させていただき、トワイライトスクールの職員の皆様から感謝の言葉をいただきました。これらの物品が、大変お世話になった川原小学校トワイライトスクールの皆様、そして子どもたちのために少しでも役立てることをメンバー一同願っています。

参加者募集のために 

留学生の参加者募集に際しては、多文化交流ラウンジ・ジャパンプラザ・交流会館などに協力してもらい、声がけによって約30名を集めました。参加が決まった留学生には、イベント参加者用のLINEグループに入ってもらい、日時・場所・イベント内容の案内や当日の注意事項の連絡が行えるようにしました。川原小学校トワイライトスクールの子どもたちについては、トワイライトスクールの職員の皆様からイベントについて説明いただき、当日は約60名の子どもたちが参加してくれました。職員の皆様のご説明のおかげで、当日も子どもたちが動揺することなくイベントを開始することができました。

施設下見

10月24日(火)、イベント開催に際する施設見学・打ち合わせのため川原小学校トワイライトスクールにお伺いさせていただきました。トナカイトナカイのメンバーである日本人学生3名に加え、南山大学外国人留学生別科に在籍するアメリカ人・インド人・ベトナム人の留学生3名も施設訪問に同行してくれました。この日は、実際に子どもたちの様子を見学させていただくこともでき、メンバーや留学生にとってはイベント当日のイメージを掴むよい機会になりました。また、このときに行った職員の皆様との打ち合わせのおかげで当日のイベント運営もスムーズなものにすることができました。お忙しい中、施設訪問の時間を作ってくださったトワイライトスクールの職員の皆様に改めて感謝申し上げます。

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