課外活動 活動報告
食を通して難民を知る、支援する。(実施報告)
2018.04.12
名称 | 食を通して難民を知る、支援する。 |
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グループ名 | Meal for Refugees at Nanzan |
開催日 | 2017年5月~2018年1月 |
SNS | twitterアカウント: @m4r_nanzan |
内容
私たちは、食を通して難民を知る、支えるプロジェクトである「Meal for Refugees」(以下M4R)を南山大学で実施する活動をしています。
M4Rとは、認定NPO法人難民支援協会(JAR)が発行しているレシピ本「海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders」を元に、難民出身国の料理を学生食堂で再現、提供するプロジェクトです。
日本の難民問題について学生の間で認知を広げ、一食の売り上げにつき数十円を難民支援協会へ寄付するシステムによって、難民を知り、支えることを目指しています。
東海地方では、ここ南山大学が初M4R実施校となります。
M4Rを通して、日本にも難民が来ている事、難民も私たちと同じように文化を持ち日々生活をしている事を知ってもらえるよう、日々活動しています。
様子
所感
第1回学食コラボレーション(スリランカとアゼリの料理)
5月22日から5月26日までの一週間、「鶏肉と野菜のスパイシー炒め」と「さっぱり味のカラフルサラダ」のセットをリアンカフェで提供しました。値段は500円で、そのうち20円を認定NPO法人難民支援協会に寄付します。実施前に行った広報活動の成果もあり、学内の学生はもちろん、職員の方、一般の方にもたくさんご利用いただけました。目標だった200食を大幅に超え、296食売ることができました。
大学祭(ミャンマーカレン族の料理)
大学祭では、ミャンマーのカレン族のデザート、ココナッツミルク白玉を販売しました。200円で提供し、三日間で予定していた300食完売しました。出店に向けて試食は全員で行い、白玉を何個入れるか、塩や砂糖の分量、茹で具合、盛り付けなど試行錯誤しましたが、全員が納得する味にまで持って行くことができました。温かくて甘いと評判も良かったです。200円のうち20円を認定NPO法人難民支援協会へ寄付しました。学祭にいらしてくださったみなさん、ありがとうございました。
クリスマスチャリティバザー(パキスタンの料理)
12月15,16日に行われた、ロゴスセンター主催の「クリスマスチャリティバザー」にて「ナッツとレーズンのパンプティング」を販売しました。200円で提供し、二日間で151食販売することができました。甘くておいしいと、多くの人にご利用いただくことができました。一食200円のうち20円を認定NPO法人難民支援協会へ寄付しました。
第2回学食コラボ(ミャンマー、アゼリ民族、ミャンマーカレン族の料理)
1月に、C棟にある食堂「1SYOKU」にて「鶏肉とジャガイモのスパイス煮込み」「さっぱり味のカラフルサラダ」「ココナッツミルク白玉」のセットメニューを提供しました。実施に向け、12月7日に鳥巣学長などの先生方、職員の方も招いて試食会を行いました。そこで出た意見やアドバイスなどを参考に味を仕上げました。
2つのニュース番組で紹介もいただき、幅広く広報ができました。
一食450円のうち20円を認定NPO法人難民支援協会に寄付しました。
広報活動
学内でのポスター等の掲示、Twitter、Facebookを利用して広報活動をしています。また、イベント実施期間中は自作のパンフレットを配ることで、Meal for Refugeesの仕組みや支援先の認定NPO法人難民支援協会についてなども知って頂けるように工夫しています。特にTwitter、Facebookでは活動や難民に関する情報を定期的に載せていますので、ぜひご覧ください。
南山チャレンジプロジェクト