課外活動 活動報告
One Step(活動報告)
2022.02.21
名称 | 難民についての啓発活動 |
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グループ名 | One Step |
開催日 | 通年 |
SNS | Instagram: https://www.instagram.com/onestep__nanzan Twitter: https://twitter.com/m4r_nanzan |
内容
One stepは南山大学で難民支援活動を行う団体です。これまで、「食を通した難民支援」というテーマで「食」という親しみやすい観点から難民について知ってもらうための活動をしてきました。しかし、新型コロナウィルスの流行により、昨年度から「食」を扱うことが難しい状況が続いています。そんな中でも難民について広く知ってもらいたいという思いで、南山チャレンジプロジェクトを通して、難民に関する情報誌の制作と勉強会の開催をしたいと思いました。
勉強会では、団体外からも参加者を募り8月と2月の2回開催しました。2月にはNPO法人難民支援協会の方をお招きして開催しました。
情報誌の制作は、記事の執筆、編集、デザインから配布まで全てを部員で行いました。難民について関心のない人にも知るきっかけになるような、親しみやすい内容にすることにこだわりました。
様子
所感
8月勉強会
8月25日にzoomで勉強会を開催しました。参加者はOne stepの部員6名と外部参加者4名の計10名で行いました。外国人労働者や難民の人権を守る活動をしている、START愛知県立大学支部の学生2名にもコラボ参加してもらいました。
内容は、(1)難民に関する基礎知識 (2)出入国在留管理局について(3)感想交流・ディスカッションの3部構成です。基礎知識から時事問題まで難民について知ることができ、ディスカッションでは意見交流を通して深く考える機会となりました。
情報誌の制作
情報誌制作は年間を通しての活動として行いました。情報誌を通して難民について知るきっかけづくりをしたい、という想いから、親しみやすいトピックを扱おうということになりました。具体的には、「難民」と「食、音楽、スポーツ、心のケア、支援活動」といった内容を掛け合わせて記事制作をしました。さらに、気軽に手に取ってもらえるように情報誌本体は小さく、文章量は少なくしました。その代わりに、QRコードを貼り付けて、興味を持った人はネット上に掲載した長めの記事を読めるよう工夫しました。また、タイトルを「虹がつなぐ未来」には、難民の方々の架け橋となりたいという想いがこもっています。
情報誌は合計で1000部発行し、1月18日に南山大学メインストリートで配布しました。残りの情報誌は来年度の活動の中で多くの人の手に届けていきます。
2月勉強会
2月8日には2回目の勉強会を開催しました。この回ではNPO法人難民支援協会から事務局長の吉山昌様にご講演いただき、One Stepから8名と外部の学生4名が参加しました。日本にやってくる難民がどのような状況にいるのか、また、そんな方々へ難民支援協会がどのような活動を行っているのかについてお話しいただき、適宜質問やディスカッションも行いました。普段は中々触れないトピックでディスカッションを行い、難民支援協会の方からフィードバックをいただくこともできたため、非常に学びのある機会となりました。
南山チャレンジプロジェクト