学生生活(学生課)

課外活動 活動報告

Nanzan チャリティコンサート有志団体(実施報告)

2023.09.07

名称 特別講演会 平和を願うため 今知るべきあの時のウクライナ
グループ名 Nanznan チャリティコンサート有志団体
開催日 2023年8月26日(土)
場所 南山大学フラッテンホール

内容

ウクライナの現状を知るための講演会を実施したため報告いたします。

私たちは10 月29日に 南山教会にて, 「世界の平和を願う チャリティコンサート」を開催します 。
それに先だち,平和とは遠い戦地であるウクライナの現状を知るための講演会を開催しました。
ウクライナについて知ることで, 平和の大切さを実感し,平和につながる行動ができるようになると考えたからです。
また,チャリティコンサートの演奏者がウクライナの現状を知 ることで, より気持ちのこもった演奏ができると考えたからです。

様子

所感

特別講演会を終えて学んだこと

講演会では
ロシアによるウクライナ侵攻によって日本に避難してきた葛西様とルスラン・リディア夫妻様より
ウクライナ侵攻前後の体験についてお話ししていただきました。

ウクライナ侵攻が始まった当初の避難所の画像や,壊れてしまった建物の画像を見て,攻撃の悲惨さを感じました。
また, 葛西様の実際の避難経路や,避難の時の様子を伺うことで,ウクライナの方々の大変さを痛感しました。
突然の攻撃により,荷物をまとめる時間もなく家を出たり,家族が離れ離れになってしまったりした 話を聞き,
少しでも自分にできることはないか,今後も考え続けていきたいと思いました。

また、葛西様の教え子で今もウクライナの首都 キーウ で暮らしているイゴール様とオンライン通話を行い、
現地の様子を教えていただきました 。

イゴール様はお話の中で,
「今も空襲警報は 1 日に 3 5 回なっている。しかし,日常を取り戻すため,経済のために,社会人は働き,学生は学校に行っている」とおっしゃっていました。
ウクライナの方々は,毎日何度も空襲警報がなり,そのたび不安な気持ちになっていると知り 胸が痛くなりました。

また,「次の日になにが起こるかわからないので,とても不安である」ともおっしゃっていました。
先の見えない不安の中でも,前に進もうとしているウクライナの方々の 強さに感動し ,
自分の出来ること に精一杯取り組みたい と思う気持ちがより一層強くなり ました。

そして,本講演会は,
10 月 29 日に行われるチャリティコンサート の演奏者も参加していました。
そのため,チャリティコンサートで歌唱するウクライナ語の曲である「故郷」を,日本に留学中のマリア様に発音指導をしていただきました。
あまり馴染みのないウクライナ語の曲は難しいと初めは感じましたが,日本に避難しているウクライナ人の方々 は,
何倍も言語の面で苦労していると思うのでより真剣に取り組むことができました。

この講演会を通して,ウクライナの現状について学ぶ事ができました。
ウクライナの現状を知り,今後も自分にできることを考え続け,世界が平和に近づけるような活動していきた
いと思います。そのために,まずは今回教えていただいたことを胸に,10月のチャリティコンサートに精一杯取り組みたいと思います。

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